スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--年--月--日 スポンサー広告 トラックバック:- コメント:-

対中円借款、再開は当然なのか?

 日本には中国をビジネスにしている人や中国とのコネクションを大事にしている人ほど、円借款の再開に賛同するとともに再開に向けての行動を起こしていました。

 しかし、本当に円借款を今の時期に再開することにメリットはあったのでしょうか?

 ・対中円借款:05年度分、やっと供与へ(中国情報局)

実証された「継続は力なり」―本間俊典(経済ジャーナリスト)

  2005年度分の対中円借款、約740億円の供与がやっと決まった。05年3月の反日デモをきっかけに、ずっと凍結されていたものだ。新聞記者時代、外務省高官が「国際援助というのは経済マターではなく、政治なんです」と強調していたことを改めて実感した。今回は両国政府間の感情的なもつれからの凍結だったから、再開は当然。遅すぎたほどだ。

  戦後の両国にとって、円借款のもたらした意味は非常に大きい。やや情緒的な昔話をお許しいただきたい。

  今から17年前の89年秋、私は日中経済協会の随行記者団の一員として訪中した。同年6月の天安門事件の後で、中国が国際制裁を受けていた時期だった。

  折りしも、両国の間では「第3次対中円借款」(90~95年度、総額8100億円)がどうなるかが最大の焦点となっていた。制裁の一環として、日本がひとまず凍結していたからだ。

  中国側は、李鵬首相が「(供与を約束した)竹下登元首相によろしく伝えてほしい」と述べ、凍結解除の期待を強くにじませた。当時の中国は「第8次5カ年計画(91~95年)」という大プロジェクトを計画しており、円借款はその中核的な資金として、なくてはならないものだったからだ。国際的な孤立を深めていた中国にとって、「日本ぐらいはこちらの立場を理解してほしい」というメッセージであり、私も中国の政府関係者にそう言われた。

  当時の中国は「改革開放」の成果がまだ出ておらず、北京の王府井通りは日本の地方商店街並み。農村へ一歩出ると、農民が手作業で黙々と白菜の収穫に精を出していた。

  帰国後、私は迷った末に「人道的見地から、円借款を継続せよ」という記事を書いた。予想通り、「人権無視の国に援助を、とは何事か」「円借款が何に使われているか、知ってるのか」といった批判が寄せられた。私は寂しさを覚えながらも、開発途上の北京の街と円借款に強い期待を寄せていた関係者の顔を思い浮かべ、「間違ってはいないよな」と自らに言い聞かせたものだった。その後、凍結は解除された。懐かしい思い出になったが。

■両国の「潤滑油」だった

  中国の経済発展によって、日中間の経済関係は大きく変わった。円借款の持つ意味も変わった。08年の北京五輪までに終了するという合意は妥当なものだ。

  例によって、今回の凍結解除にあたっても、中川農相らが異議を唱え、「内政干渉する中国になぜ援助するのか」といった感情的な反論も多数出ている。中国側の円借款の使い方に問題がなかったわけでもないから、ケチをつけようと思えばいくらでもつけられるだろう。

  しかし、最も重要なことは、長年に及んだ巨額の円借款が、中国の発展に大きな役割を果たし、とかくギクシャクしがちな両国関係の「潤滑油」の役割まで果たしてきたことだ。それは中国側も認めており、日本に感謝している。感謝の念を素直に表現しないからといって、「物乞い国家」といった類の中傷を投げつければ、「国家の品格」を疑われるであろう。政治問題をクリアしながら、がんばって円借款を続けてきた両国政府の努力を評価したい。(執筆者:経済ジャーナリスト 本間俊典)


【執筆者】
本間 俊典(ほんま としのり)

経済ジャーナリスト

1949年新潟県生まれ。1972年一橋大学経済学部卒業後、金融機関勤務を経て1975年毎日新聞社入社。経済部、週刊エコノミスト編集部、デジタルメディア編集部などを経て2004年10月からエコノミスト編集部編集委員。06年4月より「月刊人材ビジネス」編集長、経済ジャーナリスト。


 私としては今の時期に円借款を再開することには反対です。中国に対して「物乞い国家」との中傷を投げつけているという指摘をしていますが、同じ中国情報局のこの記事は何を表しているのでしょう?

 ・日本の対中円借款凍結解除に「『重視』では不足」(中国情報局)

 本当に中傷しているのはどちらでしょう?少なくとも中川農相は中傷の類は言っていないと記憶しています。「国家の品格」というベストセラーの本のタイトルを出せば少しは中国に同情すると思っているのでしょうか?

 このような「中国」がよって自分の生計を立てている人たちは、中国に対して関係が薄れるかマイナスの感情を持つ日本人が増えれば自分たちの生活がかかっているからこのような錯誤をするのでしょうか。

 中国への経済援助を継続すれば最終的には日本に利益が帰って来るという見方もあります。ただ、それは中国を日本と同様に「恩を忘れない」国家であるという性善説にたった考え方です。そもそも人権侵害を平気で行う国に「恩を忘れない」と思いこむ自体がおかしな話です。確かに中国人は海外に出ている教養の高い人ほど人当たりはよく、性格も真面目です。しかし、国家対国家の関係においてそのような感情は無意味です。今までのODAの結果、靖国神社や遺棄化学兵器など新しい対日批判の矛先を探すという「仇」で返されているのです。

 今回の考えはこの人だけでなく、外務省の外国に一般的に言えることと感じます。「金をばらまいているだけの外務省はいらない」と思われないためには、きちんと実利を見極めた外交へと努力する必要があるでしょう。
スポンサーサイト




出来れば二つほどクリックをお願いします。→ FC2 Blog Ranking







2006年06月16日 中国・韓国・北朝鮮 トラックバック:- コメント:5

とはよく言ったもんだ。
その油で、日本に放火してる。
感情的でない、理性的だ、この記者のようにただただ親共書くほうがよっぽど感情的。

2006年06月16日 k URL 編集

毎日の記者なら、このコメント理解できますね。バックが媚中の草加でしょ。国益で泣く自分の利益のためでしょう。と斬って捨てましょう。

2006年06月17日 憂国の一市民 URL 編集

中国人民の苦しみを一日毎に引き伸ばし、日本に脅威を与えているとは考えられないんですね。

御立派なジャーナリストですこと。

2006年06月17日 煬帝 URL 編集

ODAのキックバック狙いの政治家と役人ぞろい。ひどい国だね我々の祖国も (´・ω・`)

2006年06月17日 worldwalker (・∀・) URL 編集

皆さんコメントありがとうございます。

もし本当に日本のためを考えて円借款再開が必要だと説く人がいたならば、その人に理があると判断した場合は私は支持します。

しかし、今まで再開賛成派はどう考えても中国の国益しか考えていません。日本人の税金を使って中国人に援助するという意味をもう一度考えてもらいたいです。

2006年06月17日 さいごう URL 編集












管理者にだけ公開する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。