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北朝鮮が拉致を認めたとき、米国は日本の報復攻撃を想定していた

 クラウゼヴィッツの「戦争論」では 「戦争とは他の手段をもってする政治の継続である」と言われていますが、米国はそれをしっかりと実践し、日本は全くそれが出来ていないと言うことを露呈したのが今回の記事です。

 ・風を読む 論説副委員長 中静敬一郎(産経新聞)

日本に一時滞在中の戦略地政学者で米海軍技術顧問、北村淳氏が語った話は衝撃だった。

小泉純一郎首相の北朝鮮訪問により、金正日総書記が日本人拉致を認めた二〇〇二年九月十七日のあと、米空軍は日本が報復すると想定して、支援のための作戦行動を取ったというのだから。

その行動は、レーダーに探知されにくく、敵地深く攻撃できるF-117ステルス戦闘機がグアム島から韓国、烏山基地に派遣されたことだった。

当時、ホノルルのシンクタンクにいた北村氏は米空軍士官らから派遣の理由をこう説明された。

「多数の日本国民が北朝鮮国家により拉致された以上、日本政府が何らかの報復措置に出る可能性がある。その場合、同盟国の米国が支援するのは必至である。万一の事態を覚悟しての行動だ」

北村氏がこれに対し、「日本政府は絶対にそうした報復措置を行わない」「報復したくてもそれを敢行する戦力を有しない」と語ると、士官らは一様に「信じられない」表情をみせ、「何のために日本はF15戦闘機を保有し、F2対地支援戦闘機を開発しているのか」と不思議がったという。

自国民保護への彼我の国家意思がいかに異なっているかを浮き彫りにしている。
百年前、セオドア・ルーズベルト大統領は若い米国人女性教師の親子がアラビアで拉致された際、軍艦を差し向けて国民を取り戻したことがある。

「風とライオン」という題で映画化もされた。国民を守るために実力行為もありうることがまた抑止力になっているともいえる。

だが、日本は国家意思を示そうにも示すことができないところをつけこまれ、主権を侵害された。訪米した横田早紀江さんを「なぜ(娘を)助けられないのか」と嘆かせてはならないのだ。

※ネット上に記事がないので、2ちゃんねるから引用しました。

 http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1147189568/


 自衛隊がそのときに有事を想定して待機命令が出ていたかどうかは分かりませんが、多分出ていないでしょう。日本人の大半もこれで報復攻撃が行われるとは想像していません。

 そもそも防衛庁が日朝首脳会談をすると言うことを事前に察知していたかどうかも怪しく、拉致を認めたのも外務省、防衛庁ともにテレビで知ったのではないかと思います。

 それはともかくこの場合が特殊なのではなく、日本という国自体が軍事力を行使することにアレルギーを感じるだけでなく、実際に行使することが全く出来なくなっていることを痛感しました。

 この場合北朝鮮への報復攻撃があるかどうかは別として、自衛隊が防衛出動の待機をしているだけで十分な存在感を示すことが出来ますし、外交交渉に臨む重みが全然違います。今まで自衛隊の存在を曖昧なままにしていたため、こうした使い方を政治家が出来なくなってしまっているのかもしれません。

 米国はそれをサポートする気でいたと言うことは、最悪な場合「北朝鮮・中国」対「日本・米国」にまで発展する可能性も視野に入れていた可能性が大きいです。米軍は外交交渉と軍事行動がちゃんとリンクしているので、政治が軍事力を必要としたときにすぐに行使できる態勢がきちんと整っているのでしょう。

 日本はこれから嫌でも有事と身近になっていきます。もちろんどこからが有事なのか分からないことがほとんどでしょう。自衛隊はそのときの状況に合わせて即座に行動できるように外務省や首相官邸と緊密な連携を取れるシステムを構築していかなければならないでしょう。

 ・・・ついでに軍事のことが分からない政治家に少しは自衛官から教えてあげていただきたいものです。特に首相になる人は。
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2006年05月10日 軍事 トラックバック:- コメント:7

引用|士官らは一様に「信じられない」表情をみせ、「何のために日本はF15戦闘機を保有し、F2対地支援戦闘機を開発しているのか」と不思議がったという。

この士官らの発言は心情的に理解できますが、日本の現実は記事内に書かれている通りですね。

アメリカが実施したような確実に違法な行為に対しての措置(紙幣偽造等)をなぜ日本は行なおうとしないのかは、拉致問題と別に考えたとしてもその姿勢に疑問。

2006年05月10日 フレア URL 編集

 多分、攻撃しているでしょう。
嘆かわしいとしか言いようがないです。
 しかし、次こそは潰しませんとね。
 その為に憲法改正しないと。(溜め息)

2006年05月10日 どらっへ URL 編集

張子の虎やな(笑)

2006年05月10日 worldwalker URL 編集

日本の軍備は本土決戦用に構成されて来たものですから、外国を攻撃するのは難しいんですよね。

もしこういう事態で報復出来る戦力を持とうとしたら「防衛ドクトリン」自体を変更する必要があるでしょうね。

2006年05月11日 煬帝 URL 編集

フレアさん、
拉致問題にしろ国益を大きく損なう行為に対しては軍事的・非軍事的を問わず行動を起こさなくてはいけませんね。

どらっへさん、
今でも竹島周辺の海底調査のように強行手段は取れない国であることは変わっていないようですよ。

worldwalker さん、
まさしく張り子の虎ですね。いや、張り子にもなっていないかもしれません。中国、韓国に恫喝されっぱなしですから。

煬帝さん、
たしか今までは「基盤的防衛力」として抑止中心の防衛力整備が中心でしたが、最近ではもう少し柔軟性のある防衛力整備に変わったので、徐々に意味のある防衛力へと変化していくと思います。

2006年05月11日 さいごう URL 編集

交渉で、認めさせて何人か帰ってきたのだから・・・あそこで攻撃するのは信義にもとるのでは?むしろ、その後の特定失踪者死んだ発表であやしいようだってとこで、経済封鎖及び仕掛けて来るまで、締め上げるべき。今らしいことしてるけど、まだ甘いと思いますね。

2006年05月12日 k URL 編集

確かに認めた時点で即攻撃というのはまずいかもしれませんね。

ただ、これまでの交渉で北朝鮮の誠意が見られかった以上、経済制裁などの措置を厳しく行うべきでしたね。

2006年05月13日 さいごう URL 編集












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