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韓国、脱北者に対する対応は適切だったのか

 米国で脱北者の「亡命者」としての受け入れが始まりましたが、韓国にとってこの対応は微妙なものと感じるでしょう。米国は韓国の対北朝鮮政策を苦々しく思っていることがこれではっきりしたわけですから。

 ・脱北者6名が米到着…南北双方へ圧力に(朝鮮日報)

 中国に脱出した脱北者6人が東南アジアを経て5日(現地時間)夜、米国の某所に到着したとサム・ブラウンバック米上院議員が6日明らかにした。駐米韓国大使館側も非公式的にこれを確認した。

 北朝鮮で拉致され、中国に売られた女性も含まれているこの6人は、2004年10月、北朝鮮人権法制定により、北朝鮮難民(脱北者)の米国定住の道が開かれて以来、初めてこの法の適用を受けて米国に到着したことになる。この6人を中国から第三国に引率した後、米国大使館側に身柄を引き渡したトゥリハナ宣教会のチョン・ギウォン牧師は、「幼い子どもを含めた第2陣も現在、米国行きを準備している」とした。

 今回米国に到着した6人は女性4人男性 2人で、4月6日、チョン牧師と共に中国から東南アジアに脱出、同月17日、各自の米国行きの希望に従い、わずか19日後に6人全員が米国に到着した。これに先立ち6人は、国連難民高等弁務官事務所 (UNHCR)との面接で難民判定を受け、身元の確認と背景の調査、健康診断などの過程を経た。

 北朝鮮人権法の発議者でもあるブラウンバック議員はこの6人の身元と関連、「4人の女性は性的奴隷として売られたり、強制的に結婚させられたりして逃げ出した人々」とした。チョン牧師は「16歳で中国に脱出し、21歳になるまでに5人の男性に売られたという少女と、その兄も含まれている」とし、「21歳から 34歳までの6人は、全員が人身売買されたか、投獄、監禁、再脱北などを経験した悲惨な過去の持ち主」と説明した。米国は難民や亡命者として受け入れた6人の身元と定着地などについては確認も公開もしないという原則を守っている。

 米国の直接的な脱北者の受け入れが開始されたことにより、硬直状態が続いている米朝関係は、今後さらに悪化することが予想される。核問題と共に、偽造紙幣やマネーロンダリング、麻薬などの不法行為をめぐり、北朝鮮を締め付けてきた米国の全方位対北圧迫はこれによりさらに加速する見通しだ。また、脱北者の強制送還が続いている中国と、北朝鮮人権問題をおろそかにしていると指摘されている韓国政府側にも、大きな圧力として作用すると見られる。

 ワシントンの専門家らは、米国の脱北者受け入れが北朝鮮内部にまで伝わるにつれ、脱北者がさらに増加し、特に上流階層の動揺を引き起こすのではないかと予想している。関係者らは今回の米国の脱北者受け入れは、北朝鮮人権問題に対する米国の意思を示す「象徴的意味」が強いと解釈している。また、今後もブッシュ大統領の個人的信念、米国内の北朝鮮人権団体および議会の圧力、米朝関係の状況によって、大規模な脱北者の米国行きがある可能性もあるとしている。

 韓国政府が脱北者らの米国行きにどのような役割を果たしたのかについては明らかになっていない。駐米大使館の関係者は「別途に協力や情報交換をしてはいるが、公開することはできない」としている。



 ・米、脱北者受け入れ 韓国、強まる憂慮と反発(産経新聞)

 【ソウル=久保田るり子】米国が北朝鮮の脱北者を難民として受け入れたことで、米韓間でくすぶってきた北朝鮮人権問題への対応の相違が深刻化しそうだ。北朝鮮の人権侵害を問題視する米国のブッシュ政権に対し、韓国の盧武鉉政権は「南北関係の特殊性」を理由に沈黙しており、米国の対北政策に、韓国の“憂慮”と“反発”はますます強まりそうだ。
 ブッシュ大統領が二〇〇四年十月、北朝鮮人権法に署名した当時から、韓国内には同法が北朝鮮の体制転換を狙っているとの見方が広がり、特に親北革新勢力から反発が上がっていた。同法を支持するかどうかで「(親北か反北かの)国論分裂を招く」(野党議員)などの声も聞かれ、潘基文外交通商相は当時、「南北協力関係や六カ国協議に否定的な影響を及ぼさぬよう、米政府と緊密に協力していく」などと微妙な言い回しでコメントしていた。
 盧武鉉政権は脱北者を人道的観点から受け入れてきたが、拉致問題などへの言及は「南北関係の総合的な観点」からほとんど行っていない。四月に開かれた南北閣僚級会談で韓国人拉致被害者を「行方不明者」と扱い、約三十万人とされる政治犯についてもいっさい言及していない。
 最近では、韓国の対北支援について、米国のレフコウィッツ大統領特使がウォールストリート・ジャーナル紙で「正式な監視を経ていない対北援助は金正日政権の維持だけを助け、人権状況をさらに悪化させる」などと批判したことに、「内政干渉だ」(政府高官)「反人権的で独断的な考え方」(統一省)などと韓国側は激しく反発していた。
 米国の北朝鮮人権法は二〇〇八年まで毎年二千四百万ドルの予算で民主化支援を行う。難民だけでなく多様な分野での活動が予想されるため北朝鮮の反発は必至とみられ、米韓関係への影響は避けられそうにない。


 韓国は金大中元大統領から続く対北朝鮮「太陽政策」は北朝鮮を無駄に延命してきました。北朝鮮を延命させようとしているのは主として中国と韓国ですが、米国にとって韓国は「共産主義に対する壁」としてつくられた国です。その韓国が北朝鮮へ宥和政策をとることは「背信行為」と思う米国の政治家も多いことでしょう。
 
 韓国はそのような宥和政策で自国の安全保障が脅かされ、在韓米軍による北朝鮮防衛も放棄しようとしています。こうした一連の動きの中で主役は確かに韓国となるのでしょうが、結末は悲劇でしかないでしょう。韓国がそれを望むのならかまいませんが、米国と日本は北朝鮮に対する圧力を弱めることはないことだけは意識しておくべきでしょう。
 
 最後にこんな記事があります。北朝鮮宥和政策とは別に、韓国は脱北者の人権侵害をしているのかどうかも焦点になっています。韓国としては人権侵害国というレッテルを貼られることは認めたくないようですがどうでしょう?

 ・「韓国政府は妨害も協力もしなかった」
脱北者支援団体チョン・ギウォン氏インタビュー(朝鮮日報)


 脱北者6人が米国に到着するに至るまでには、韓国の脱北者支援団体トゥリハナ宣教会のチョン・ギウォン牧師が重要な役割を果たした。これまで500人を超える脱北者の韓国行きを手助けしてきたチョン牧師は、6日ソウルからの電話インタビューに応じ、脱北者の具体的な身元を除く、これまでの米国行きの過程について詳しく説明した。

-いつ頃から今回の脱北者6人の米国行きに携わっていたのか? 

 「3月28日にワシントンを訪れた際、マイケル・ホロウィッツ・ハドソン研究所の研究員が米政府側の脱北者受け入れの意思を初めて伝えてきた。この後、サム・ブラウンバック上院議員に協力を得た」

-脱北者らを直接東南アジアに連れて行ったのか? 

 「中国各地で離ればなれになっていた6人を集め、4月6日、私が引率し東南アジアへ出発した。危険で、厳しい検問を通過し、ようやく東南アジアに到着、4月17日、米大使館側に身柄を引き渡した」

-6人のうち、米国側が受け入れを拒否した人はいたか? 

 「米国側は6人全員を拒否することなく受け入れた」

-現在、米国行きを計画している脱北者はいるか? 

 「幼い子どもを含めた第2陣(不確定な人数ではあるが幼い子供を含めた新たな脱北者)の米国行きを現在進めている。。間もなく米国に入国する見通しだ」

-脱北者が米国行きを選択した理由は?
 
 「米国と韓国行きの2つを提示し、脱北者には行き先として米国と韓国の2つの選択肢を与えた。1人1人が悩んで決定した結果。その際、彼らには韓国の脱北者定着制度についても詳しく説明を行い、その上でそれぞれが行き先を決断した」

-今回のことが脱北者の米国行きに拍車をかける可能性はあるか? 

 「それは今後の米国側の受け入れに対する考え方次第。米国の意思や北朝鮮に対する圧迫などを見ると、そのような可能性がないとはいえないが、米国側が脱北者を全面的に受け入れる体制であるとは言い難い」

-韓国政府は今回どのような対応をとったのか? 

 「明確には把握してないが、すべてが決定し、最終の段階で韓国の官吏が脱北者らと面談した。不安そうにしている脱北者らに対し官史は、『米国行きは既に決定したことで、脱北者であることを確認しているだけだ』と説明した。韓国政府は妨害も協力もなかった」

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2006年05月08日 中国・韓国・北朝鮮 トラックバック:- コメント:7

毎度こんばんはです。
これってスパイちゃうやろかって思うのはかなり間違いですか?

かなりの疑心を抱く私ですが、でもどうも信用できないのです。

ダメかなあ。

2006年05月08日 テツ URL 編集

一応FBI辺りが監視するんじゃないですか。
韓国内ではどうだか分かりませんが。

それにしても韓国政府、空気が読めてないなあ。

2006年05月08日 煬帝 URL 編集

>>結末は悲劇でしかないでしょう。

っていうか、結末はいつも喜劇でしょう(笑)

2006年05月09日 worldwalker URL 編集

南北統一などどうでも良い、人権問題に前向きになったら「じゃあ韓国国内の格差問題はどうするの(闇社会での人身売買が問題化されている)」とやぶ蛇状態になるのが見えている。
国民の半数以上が貧民層になるのが目前の韓国で、これ以上の貧民(北朝鮮国民)を受け入れる能力は無い。韓国はIMF体制の中で再生したとはいえ、いまだに一般民衆は苦しい生活を送っている。北朝鮮の実情を報道するテレビ番組はたまにあるけれど、韓国のそれを報道するものも必要。

本題に戻って、
今、韓国が求めるものは、内容は乏しいけどニュース性がある政治ショーであって、日米が求めている実の伴った交渉ではない。過激な日米批判、日米離れは、裏を返した小国流のSOSと見るべき!

2006年05月09日 あきら URL 編集

韓国は国家ですらない。
ノは世界に恥を晒した訳ですが、気付いてないのか、分からない程、馬鹿なのか・・・いや、両方か

2006年05月09日 DRACHE URL 編集

テツさん、
スパイかどうかは私もよく分かりません。ただ、今更米国に亡命者を装って入国しても北朝鮮への圧力は変わらないと思います。そう言った意味でスパイという線は薄いと思っています。

煬帝さん、
本当に韓国は何も分かっていませんね。日本の中学生レベルでしょう(これじゃ全国の中学生に失礼ですね)

worldwalker さん、
それもそうですね(笑)
確かに(笑)

あきらさん、
韓国は自分たちより下の者を意図的に作り上げ、そこを不満の捌け口とし、さらにそこに優越感を抱くことでなんとか不満が爆発しないでいられるのでは、と思います。

SOSという見方もありますね。

DRACHEさん、
どらっへさんですよね?
本当にこの大統領は分かっていないのですかね(苦笑)

2006年05月09日 さいごう URL 編集

 はい。携帯だったので平仮名と英語表記を間違えました。

2006年05月09日 どらっへ URL 編集












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