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総裁選への布石か、麻生外相、小泉政権を批判

 これだけでは分からないのですが、小泉政権の外務大臣(それ以前も閣僚ポストに就いている)が小泉政権の批判をするというのは少々おかしな話のような気がします。

 ただ、元々自民党自体が右から左まで色々な政治的主張を持つ人たちの集まりであり、こうした意見が出ることは必然であるという見方もあると思います。

 ・麻生氏、継承者改め“脱小泉”戦術 「限界」批判し独自色(産経新聞)

 麻生太郎外相は3日午後(日本時間4日未明)、ワシントンの戦略国際問題研究所での講演後の質疑で、小泉純一郎首相の政権運営を「自民党をぶっ壊すという名のもと既得権益の破壊を進めたが、壊したあとに建てる新しい家のデザインを示さなかった」と批判した。「ポスト小泉」候補の中で、小泉路線の継承者と位置づけられてきた麻生氏だが、同じ路線の安倍晋三官房長官に支持率で大きく差を付けられているだけに、首相との違いを明確にする戦術に踏み切ったようだ。
 「多くの国民は(小泉首相が既得権益を)壊した後にどんな家が建つのか分からないから不安になる。こうすべきだと示すことが必要だ」 

 麻生氏の発言は、「小泉路線」の限界を指摘し、「ポスト小泉」の青写真は自分が示すと総裁選出馬に強い意欲を示したものだ。

 講演でも米国との関係強化の重要性を何度も強調した。

 福田康夫元官房長官が父、福田赳夫元首相の「福田ドクトリン」を発展させた新政策の必要性を訴えたが、「福田ドクトリンは等距離外交、全方位外交だったが、いまは全方位なんてあり得ない。米国とうまくやっていくことが国益になる」というのが麻生氏の持論だからだ。

 ただ、麻生氏の行動や政策が支持率上昇に結びついていないのも事実。

 在日米軍再編をめぐっても合意前に、シーファー駐日米大使と何度も水面下の調整を行った。しかし、黒子役に徹したためクローズアップされることなく、麻生氏は「外交は目立たないものさ」と周囲に漏らした。

 「小泉内閣の重要閣僚」と「総裁候補としての存在感」というジレンマを抱えたまま、いかに「独自色」を鮮明にするか。麻生氏の勝負どころが近づいている。(ワシントン 大谷次郎)


 ・麻生外相:首相の構造改革路線、批判的に総括 ワシントン(毎日新聞)

 【ワシントン中田卓二】麻生太郎外相は3日午後(日本時間4日未明)、ワシントン市内のホテルで講演し、質問に答えて「小泉内閣は自民党をぶっ壊すという名のもとに既得権益を壊したが、あとに建てる新しい家のデザインは示さなかった」と小泉純一郎首相の構造改革路線を批判的に総括した。9月の自民党総裁選へ向け出馬の意欲をアピールしたものだが、麻生氏の目指す国家像については「少子高齢化の中で経済問題をどうするか」などの課題を挙げるにとどまった。

 これまで首相の靖国神社参拝を一貫して支持するなど「親小泉」色の強かった麻生氏が、小泉改革の欠点を公言したことは、「ポスト小泉」争いの論点が改革路線の継承から軌道修正をにらんだものに変わりつつあることを印象づけた。

 講演は、東アジア外交をテーマに行われ、麻生氏は中国に軍事力の透明化と民主化を求める一方、地域の安定や環境・エネルギー問題などでの協力を通じ関係改善に取り組む考えを強調。「他国への憎しみを助長する偏狭なナショナリズムを排除すべきだ」と訴え、「対中強硬派」「タカ派」イメージの払拭(ふっしょく)を図った。

 麻生氏はこの講演で4日間の訪米日程を締めくくり、次の訪問国ベルギーに向かった。


 自民党内には色々な考え方を持つ人が多く(民主党にも同様のことが当てはまりますが)、総裁が替わるということは「疑似」政権交代だと言う人もいます。つまりそれだけ右の人と左の人が混在しているのです。

 右とか左とか単純な分け方は、はっきり言って経済を主眼にしているもので、外交を主とした区分けの「ハト派」だとか「タカ派」だとか言うのはちょっと違います。これまた政治家を単純化して「経済」、「外交」の二軸でカテゴリわけをすると以下のようになります。

 小泉首相は「規制緩和」、「郵政民営化」などに代表されるように小さな政府を目指す「中道左派」です。ただし外交的には米国との協調主義に向かい、中韓との関係では「原理原則」を貫く「タカ派」だと見られています。(外交に関しては異論が多く、パフォーマンス至上主義だと言う人もいます。)

 次期総裁候補と言われる人たちは外交に関して旗色は比較的鮮明にしています。しかし、経済に関しての「どのような路線」という話がなかなか出てきません。小泉政権の批判という意味では政権に留まっていない福田元官房長官がよく発言していますが、後は閣僚に就いているので正面を切って非難するのは難しいのでしょう。

 日本の世論は外交よりも経済で左右されることが多く、麻生外相の今回の発言は的を射ているかもしれません。しかし、小泉政権内で閣僚にいることで自らの限界を露呈することになっているのではないかと危惧しています。

 日本が不況から脱したとはいえ経済的に解決しなければならない問題は多々あります。それらにどのような方針で進むのか各総裁候補にはもう少し突っ込んだ話を聞きたい反面、今の立場では難しいのかな、とも思います。 
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2006年05月05日 政治 トラックバック:- コメント:8

疲れすぎて眠れないです。

小泉は表面的には右、しかし内面は左かなと思ってみてます。つまり国内向けに関する外交や国内行動は右、しかし表面に出てこない事に関してはめっぽう左。

麻生氏は私一押しです。しかしどうなるかはわかりませんが...。
ではでは。

2006年05月05日 テツ URL 編集

 麻生さんの支持率が上がらないのは政策ではなく、歪曲メディアのせいだと思ってるので何を言ってるのやらと思う。

 今日、朝日のコラムの欄に『ネット右翼』を貶めるような記載が有りました。
 自分の意に沿わぬ物が脅威なのでしょうね。
 私達も無力ではないと敵が示してくれました。

 敵が折角、送ってくれた『塩』です。
 この礼はかの新聞を無力化することで返報して差し上げましょう。(笑)

2006年05月06日 どらっへ URL 編集

ネット右翼万歳です。うるさくないけど投票するぞ~~^^
 でも、あの人靖国行くでしょ。毎日が考える偏狭とは、違うとおもいます。

2006年05月06日 k URL 編集

麻生さんは小泉さんを批判するつもりじゃなくて、小泉さんの手の届かなかったところも、自分は上手にできますよって言う自己アピールでしょう。

2006年05月06日 worldwalker URL 編集

この発言って「批判」じゃなくて「指摘」だと思うんですが。

小泉改革が5年間あった。それでも不十分なところは残っている。そこに手の届く政権運営をしたい。

これなら「批判」とは言わないと思いますが。

2006年05月06日 煬帝 URL 編集

私も麻生外相の発言は批判ではなく指摘(ないし、後継者としての自己主張)だと感じます。
何しろ小泉さんが更地にしてくれたおかげで、その土地に新しい家を建てられるわけですから。

2006年05月06日 you URL 編集

>日本の世論は外交よりも経済で左右されることが多く、

 ・・・これは日本に限ったことではなく、アメリカなど他の民主主義国でも基本的には同じことです。まぁ、似非民主主義の韓国や一党独裁の中国ではまた話は別なのでしょうが・・。

そういう意味では、今回の『自民党をぶっ壊すという名のもと既得権益の破壊を進めたが、壊したあとに建てる新しい家のデザインを示さなかった』という発言は一般国民が漠然と思っている点を指摘した点で、なかなか的を得ていると思います。内政面でこれだけハッキリ言える麻生氏に、今回は正直好感を持ちましたね。

2006年05月06日 雷電 URL 編集

テツさん、
政権末期になって非常に左の部分が目立つようになりましたね。
私も基本的には麻生氏(もしくは安部氏)に期待しています。

どらっへさん、
ありがとうございます。
これからもどんどん朝日新聞のことを書いていきます(笑)

k さん、
偏狭なナショナリズムって靖国参拝のことを本当に言ったのでしょうかね。私は違うと思っていますが・・・。

worldwalkerさん、
多分実際の話はそうなんでしょうね。私ももう少し表現を考えないと、そこまできつく批判したつもりではないのに少々誤解される文章だったと反省しています。

煬帝さん、
その通りですね。詳しくは分かりませんが、新聞記事の書き方がかなり極端だったのではないかと思っています。どちらにしろ私も分かりにくい記事を書いてしまったと思っています。

youさん、
私も他の人のコメントで書いたのですが、私の記事の最初の部分が少々誤解を受けやすい書き方だったかなと反省しています。

雷電 さん、
基本的に世論の好感度はアップしたようですね。

2006年05月06日 さいごう URL 編集












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