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ベラルーシの民主化

 意外と東欧情勢ってブログでは書く人が多くないんですよね。私もニュースで見るのですが、どちらかというと他人事のように見ています。でも東欧はロシアの影響力が非常に強く、ロシアの政策を見ておくことで北方領土に関する政策も見えてくるかと思い、今日はひとつ記事を入れてみました。

 ・The Struggle for Belarus(washingtonpost.com)
Tuesday, March 21, 2006; Page A16


PRESIDENT BUSH'S new national security strategy makes the point that "though tyranny has few advocates, it needs more adversaries." The good news about Belarus's farcical presidential election Sunday is that dictator Alexander Lukashenko has acquired a few. To the long-standing enmity of the Bush administration can be added that of the Organization for Security and Cooperation in Europe, whose monitoring mission quickly judged the election as unfair and condemned the "arbitrary use of state power"; the Council of Europe, which called the ballot "a farce"; and the European Union, which said that new sanctions against Mr. Lukashenko and his regime were "very likely."

Most encouraging of all was the appearance in downtown Minsk on Sunday and again last night of thousands of opposition protesters, in spite of snow and a hail of threats by Mr. Lukashenko to break up demonstrations by force. The largest opposition gatherings in his 12 years of rule showed that there is a foundation for a Belarusan freedom movement, like those that eventually triumphed in neighboring Poland and Ukraine.

After years of tolerating a dictatorship on their borders, European countries finally are taking measures against Belarus. Visa sanctions have been applied against some officials of the regime; those now need to be extended to Mr. Lukashenko himself, and complemented with a freeze on bank accounts and other assets. The European Union has begun broadcasting objective news into the country, which could help to counter pervasive censorship. Neighbors such as Lithuania and Slovakia have been working with the opposition, which needs funding for communications and organizing.

All of this might have a decisive impact if not for the countervailing influence of Russia, which still prefers dictatorships in Europe. The new chairman of the Group of Eight -- that would be Russian President Vladimir Putin -- publicly congratulated Mr. Lukashenko yesterday, saying the election "highlighted voters' trust in your course." What of the massive manipulation witnessed by the international election observers? The Kremlin approves of it.

In fact, the G-8 chairman, who has been promoting "energy security" as a topic for discussion during the summit he will proudly host in St. Petersburg, is so pleased with Mr. Lukashenko's government that he is supplying it with gas at one-fifth the price he recently proposed to charge democratic Ukraine. That subsidy, and Russian purchases of the substandard goods of Belarusan state factories, prop up an economy barely changed from the Soviet model. The unambiguous policy of the G-8 chairman is to preserve Russia's domination of its neighbor by backing a dictator who falsifies elections, has murdered leading opponents and enriches himself through arms sales to such countries as Iran and Sudan.

That presumably won't stop President Bush and the six other leaders of Western democracies from toasting their G-8 chairman in St. Petersburg this summer. Too bad the national security strategy seems not to extend that far; Mr. Putin's emerging autocracy also deserves some adversaries.



 ・ベラルーシの取り組み(日本語訳)
2006.3.21(火) ページA16

ブッシュ大統領の新しい国家安全保障戦略は「圧政国家にはわずかな支持者しかいないが、より多くの敵を必要とする」というポイントを持っています。日曜のベラルーシにおけるばかげた大統領選での朗報は、独裁者のアレクサンドル・ルカシェンコが再選したということです。ブッシュ政権の長年の敵意は、選挙を監視するミッションにおいて不公正であると判断し、「国家権力の濫用」と非難した欧州安全保障・協力機構(OSCE)、投票を茶番と呼んだ欧州評議会(the Council of Europe)、ルカシェンコ氏と彼の政権への制裁は妥当だとする欧州連合(the European Union)などの評価に付け加えられました。

日曜と昨晩のミンスクで雪やあられという天候でしかもルカシェンコ氏により無理矢理解散させられるにもかかわらず数千の反対デモいたことは勇気づけられます。彼の12年の支配における最大の反対集会は、隣国のポーランドとウクライナで成功したようにベラルーシ自由運動に基盤があるのを示しました。

欧州の境界で独裁政権を許容した何年後かに、欧州諸国は最終的にベラルーシに対して対策を実施しています。銀行口座と資産の凍結を補完するビザ制裁は政権の役人(ルカシェンコ自身も延長要求しているのですが)に対しても適用されました。欧州連合は客観的なニュースをベラルーシ国内に放送し始めました。このことは国内で浸透する検閲に対抗する意味で助力となりました。リトアニアやスロバキアなどの隣国は、連絡と組織化のために資金を必要とする反対派のために尽力しています。

これら全ては、まだ欧州で独裁を好むロシアからの相殺する援助がなければ決定的な影響力を持っています。G8の新しい議長であるだろうロシア大統領・ウラジミール・プーチンは、今回の選挙が「あなたの道筋へ有権者の信用が後押しする」と言って昨日公的にルカシェンコ氏を祝福しました。国際的な選挙監視員が何か大きな不正を目撃しましたか?クレムリンは今回の選挙を支持します。

実際、サンクトペテルブルグで誇らしげに主催するサミットの間、話題としてエネルギー安全保障の促進について議論するG8議長は、ルカシェンコ氏の政府に非常に満足しているので、民主的なウクライナが最近提案した価格の1/5でガスを供給しています。このような補助金とベラルーシ非国有工場商品のロシアの買い取りは、ソ連時代からほとんど変わらず経済を支援しています。G8議長の明白な方針は、不正選挙の独裁政権を支持する国や、イランやスーダンのように反対勢力を殺害した国、そして武器の商売で私腹を肥やす国などにロシアの支配を維持すると言うことです。

おそらくこの件によってブッシュ大統領と西欧民主主義国のその他6人のリーダーは、この夏にサンクトペテルブルグでG8議長を称えるのは止めるでしょう。このような最悪の国家安全保障戦略は、プーチン氏の表面化した独裁体制はまた反対勢力を生んでいるためそれほど広がりはしないでしょう。


 それにしても周辺国への影響力の行使の仕方には中国に通じるところがありますね。昔はロシアの方が周辺国への干渉が激しかったように記憶していますが、今は中国の干渉の方がひどいですね。

 ロシアは冷戦時代から比べて相対的なパワーは落ちましたが、自国側陣営を築くと言う意味では冷戦時代とあまり変わらない政策を行っているのかもしれません。これは未だに強大な軍事力を持ち安保理の常任理事国として拒否権を行使できる立場だからこそ出来る方法なのでしょう。

 ただ、ベラルーシに関しては近い将来民主化の方向で進むでしょうし、そうなったらベラルーシ国内のロシアの影響力は低下するでしょうね。
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2006年03月23日 東欧情勢 トラックバック:- コメント:4

いまいち政策がよくわかりません。不気味な存在であるのは、冷戦時代とあまり変わらないんですねえ。

2006年03月23日 おいどん URL 編集

ロシアと中国どちらも世界で油断できない国になりつつあります。中国は歴史的に礼節の国でありましたが共産国になった今は、程遠い。ロシアは日本は太平洋戦争で手痛い裏切りにあっています。油断の出来ない信義の無い国です。

2006年03月23日 hontino URL 編集

プーチンとつながっている政権はロクなもんじゃないな。すべて独裁で強権で国民を虫けらのようにあつかう。プーチンこそソビエト連邦の暗黒面をそのまま引き継いだ悪の政治家だよな。

2006年03月23日 worldwalker URL 編集

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2008年05月14日 編集












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