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中国国防費に関して米国防総省次官補が危険視

 何度も中国の国防費について「公表以上のものがある」とこのブログでは書いていますが、今回の国防次官補の発言はそれらに信憑性を加えることになるでしょう。

 ・中国国防費、最大12兆円 米次官補「今年も公表の3倍」(産経新聞)

 【ワシントン=山本秀也】米国防総省のロッドマン次官補(国際安全保障担当)は十六日、公表ベースで十八年連続での二ケタ増となった中国の国防費について、未公表分を含めた実質額が円換算で最大十二兆円規模に上るとの見方を示した。米議会の超党派諮問機関「米中経済安保調査委員会」の公聴会で語った。

 中国政府が公表した今年の国防費は、二千八百三十八億元(約四兆一千億円)だった。米側は、他の費目に分散された予算を含む中国の実質国防費が公表分の二-三倍に達するとみてきたが、同次官補は今年もこの判断に変わりがないことを挙げて、「今年の実質国防費は七百億ドル(約八兆二千億円)から千五十億ドル(約十二兆三千億円)と推計される」と証言した。


 同次官補は、米中の安保交流が拡大しつつあることを歓迎しながらも、中国が進める海空軍装備、弾道ミサイルの急激な強化に強い懸念を表明。台湾海峡での軍事紛争の危険を警告するとともに、東アジア地域での米国と同盟国に対する脅威となりつつあると指摘した。


 一方、同委員会のバーソロミュー副委員長は冒頭発言で、中国の軍拡について「台湾への武力統一を図る際に、米国と同盟国の部隊が介入することを排除、遅延させる狙い」と語った。



 ・Pentagon Official Warns of Chinese Buildup(washingtonpost.com)

By FOSTER KLUG
The Associated Press
Thursday, March 16, 2006; 2:38 PM

WASHINGTON -- China's military buildup changes the delicate balance of power in the Taiwan Strait, forcing the United States to adapt its military strategies, a top Pentagon official said Thursday.

Peter Rodman, assistant secretary of defense for international security policy, said China has more than 700 short-range ballistic missiles aimed at Taiwan, with numbers increasing at about 100 missiles a year.

"When there are zero ballistic missiles opposite the Taiwan Strait, and a few years later there are 700, that's a change in the status quo," Rodman told reporters after testifying before the U.S.-China Economic and Security Review Commission, an advisory panel created by Congress. "Our job is to maintain a military balance in the region, and we take our responsibility seriously."

The United States opposes changes in the China-Taiwan relationship unless both sides agree to it, Rodman said. But, he testified, China's "military buildup changes that status quo and requires us to adapt to the new situation, as we are doing." He did not elaborate.

China's buildup is believed to be intended to back up threats to attack Taiwan, the self-ruled island that the communist Beijing government claims as its own territory. The two sides split in 1949 amid civil war.

On Thursday, Chinese Foreign Ministry spokesman Qin Gang said China is open about its military spending and has increased military exchanges with other countries.

But Rodman said China has yet to explain a military budget with an average annual growth rate Beijing puts at nearly 16 percent from 1994 to 2004. China's reported 2006 military budget is about $35 billion.

These numbers, Rodman said, fail to capture what the Pentagon estimates is the true scope of the growth. He said the 2006 figure could be as much as $105 billion, making China Asia's largest defense spender.

China, Rodman added, has at least 10 varieties of ballistic missiles either deployed or in development, some of which could reach nearly the entire continental United States.

Rodman said China's "widespread use of denial and deception" on its security affairs make getting the truth difficult. "Absent greater openness, international reactions to China's military growth will understandably hedge against these unknowns."

サイトはワシントンポストですが、ソースはAP通信

(日本語訳)

ワシントン-中国の軍備増強は台湾海峡の中でデリケートな力の均衡を変化させ、米国の軍事戦略も変化させる必要があります、と国防総省の幹部は木曜日に述べた。

ピーター・ロッドマン国防次官補(国際安全保障担当)は、「中国が700台以上の短距離弾道ミサイルを所持し台湾に照準を合わせ、その数は1年あたりおよそ100基程度のミサイルを増加させている。台湾海峡の反対側に弾道ミサイルが1基も無いのに数年後には700基に増えている、現状は変化している。私たちの仕事はその地域の軍事的均衡を維持することであり、真剣に責任を受け止めている。」ロッドマンはレポーターに対して、米国議会の創設した諮問委員会で証言した後、米中経済安全保障委員会の前でこう語った。

ロッドマンは、「中国・台湾の双方がそれに同意しないなら、米国は中台関係の変化に反対する」と語ったが、「中国の軍備増強は、私たちがそうであるように、その現状を変化させ、新しい状況に適応することを必要としています。」と(具体的対応に関する)詳しい言及を避けた。

中国の軍備増強は、共産主義国である北京政府が自身の領土として主張している自治された島「台湾」を攻撃する際の脅威を少なくするためだと信じられている。2つの側には1949年の内戦によって分かれた。

木曜日に中国外務省のスポークスマンQin Gangは「中国は軍事費に関してオープンであり、他国と共に軍事交流を増加させている」と語った。

しかし、「中国が1994年から2004年まで年平均約16パーセントの成長率で国防予算が伸びている理由をまだ説明していない、中国は2006年の国防予算がおよそ350億ドルである。これらの数に対する米国防総省の見積は本来の成長を捉えたものではないということで、2006年の中国の軍事費が1050億ドルと同程度でアジア最大の国防費使用国である可能性がある。」と述べた。

また「中国は少なくとも10種類かそれ以上の種類の弾道ミサイルを配備もしくは開発中であり、そのほとんどが米国全域に到達可能である」と付け加えた。

最後に「安全保障問題における中国の「広範囲に及ぶ否定と詐欺」によって真実を見極めるのが難しくなっている。より(国防費の詳細を)公表しなければ、中国国防費の成長に対して周辺国は未知に対する対抗策を講じるのが当然となるでしょう。」と答えた。


 中国は「日本よりも国防費が少ない」と言っていますが、これで判断すると約3倍の国防費を使っていることになります。

 それらのうちどの程度が台湾向けに配備されているのかは定かではありませんし、日本に向けられるのがどの程度なのかも分かりません。しかし、これを脅威と呼ばなくて何が日本の脅威なのでしょう。

 ある国家がどの国を脅威と判断するかは、「意思」と「強制力」にあります。中国の場合、日本に対して急激に敵対的な発言を強めています。これは中国の「意思」が脅威であると判断できます。

 そして「強制力」ですが、今回と今まで一連の中国国防費に関する報道で明らかになっています。すなわち中国は「意思」と「強制力」の両方で脅威になっているのです。

 今後日本の政治家は中国に対する敵対的な発言を続けるかどうかは別にして、中国を脅威として対処する能力の増強に努めていく必要があるでしょう。
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2006年03月17日 中国・韓国・北朝鮮 トラックバック:- コメント:2

まあそれでも今、日中戦争がおこったら、中国には負けないでしょう。

2006年03月17日 worldwalker URL 編集

今は……ね。
中国空海軍はフランカーの配備を進めてるし、潜水艦隊の増強も決定してる。
これで自前の空母を持とうなんて計画もあるんだら、5年後・10年後は分からないですよ。
ただでさえ中国は「人間の命が安い国」なので、人海戦術&飽和攻撃でこられたら、さしもの自衛隊といえども勝ち目はありません。
(3対1で空戦なんて、教導団でも勝てやしない)
それでなくとも日本は、不況のあおりを受けて国防費を削減しようとしてるくらいだし。

唯一の明るい材料は、アメリカがF-22を売る気があることくらいかな?
これなら相手の視認圏外から攻撃できるし、先制攻撃にも使える。
航空基地&港湾施設を破壊すれば、いかな中国でも出てこれませんから。

しかし日本は、国内にも敵がいるんだよね。
無能な味方は有能な敵よりも恐ろしいというけど、あの連中を何とかしないと、勝てる戦も勝てなくなるよ……。

2006年03月18日 you URL 編集












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