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仏でiTMSで購入した楽曲が変換可能に?

 この法案が成立してしまえばフランスではiTMSだけでなくデジタルコンテンツ自体の自由な変換が可能になります。これは一見ユーザーにとって利益がありそうですが、実際のところどうなんでしょう?

 ・iTunesの「DRM解除合法化」法案、フランスで採決へ(IT Media)

 Apple Computerに対してオンライン音楽ストアiTunes Music Store(iTMS)の公開を迫り、コンシューマーが同社の人気プレーヤーiPod以外のデバイスにも楽曲をダウンロードできるようにする法律が、フランスで提案されている。

 この法案は3月16日に議会で採決が行われる。成立すれば、デジタルコンテンツをどんなフォーマットにも変換できるソフトをコンシューマーが合法的に利用できるようになる。

 報告官(フランスで法律指導に当たる国会議員)のクリスチャン・バネステ氏によると、デジタル権利管理(音楽、映画などのコンテンツを保護しているコーデック)のクラッキングは、もしそれがフォーマットの変換を可能にするためのものであれば、違法ではなくなる。

 「これは一部のプロプライエタリなシステムに対し公開を強いるものだ。コンテンツをダウンロードしてどんなデバイスでも実行できる必要がある」。バネステ氏は3月13日、Reutersの電話取材に対しこう語った。

 AppleのiTMSからダウンロードした音楽は、現在iPodでしか再生できない。

 もしこの法律が施行されれば、楽曲がフランス国外で変換されるのを防ぐため、AppleはフランスのiTMSを閉鎖するかもしれないと一部の業界観測筋は見る。

 「iTMSの楽曲を変換したユーザーは、それを別の場所で提供することが可能になる」。French Collecting Society for Music Producers rights (SCPP)の責任者、マルーク・グエス氏はReutersにこう語った。

 フランスと英国のAppleに電話でコメントを求めたが返答はなかった。

 この法案では、PPRの一部門であるFnacといったフランスのオンライン音楽販売店も、WebサイトでiTunes向けの楽曲を販売しなければならなくなる。

デジタル販売の発展
 バネステ氏によれば、法案の目的は海賊版への対抗とフランスでのオンラインデジタル音楽市場発展、合法的なオンライン音楽販売業者を利することにある。

 フランスでは昨年、レコード販売が8%減少したのに対し、デジタル音楽販売は5倍に増えた。

 仏Vivendi傘下の世界最大のレコード会社、Universal Music Groupでは2005年の売り上げのうち、デジタル販売は5.3%に当たる2億5900万ユーロ(3億900万ドル)を占めた。

 提案されている法案の最新版では、違法ダウンロードに対して38ユーロの罰金が科せられ、違法にダウンロードした素材を他者と共有した場合は罰金150ユーロを科せられる。

 違法ファイル交換/コンテンツダウンロード用のソフトを作成/販売した者は、引き続き最大で30万ユーロの罰金と最長3年の禁固刑の対象となる。

 警察はWebサイトの音楽交換を監視して、裁判所の命令を通じてインターネットサービスプロバイダーに対し、利益を得た人物の電子メールアドレス開示を求めることができる。

 法案ではまた、合法的にダウンロードした素材の個人的なコピーも保証するが、コピーできる回数は制限される可能性がある。回数はまだ未定。バネスタ氏によれば、DVDは同法の適用除外となる見通し。

 新しい法案は、フランスが著作権に関する欧州の指示書を自国の法律に置き換える必要があることに対応したもの。フランスはこれに関して2002年12月の期限を守ることができなかった。

 バネステ氏によれば、EU加盟国の中でまだ対応できていないのはフランスとスペインのみ。

 権利団体の立場からグエス氏は、同法が施行されるのは6月になるだろうと話す。法案は今後上院で可決される必要がある。

 バネステ氏によると、当初は月額数ユーロの定額制でP2Pネットワークを使った楽曲と映画のダウンロードを合法化する修正案が盛り込まれていたが、これは棚上げとなった。

 この修正案に対しては音楽アーティスト、映画制作会社、レコード会社から強硬な反対が出た。

 しかし、P2Pネットワークの合法バージョンも登場し始めている。そのうちの1つはTime Warner傘下のWarner Bros.がドイツで立ち上げる見通しだ。


 よく記事を読むとこれはユーザー本意の発想ではなく、オンライン音楽販売業者の利益のための法律であることが分かります。なぜなら、この法律が意味する一番重要なところはiTMSに対抗する業者を利することだからです。

 そしてこの法律によってDRM自体がなくなるわけではありません。合法にダウンロードしたものであっても引き続きコピー回数などに制限が設けられ、個人の利便性はせいぜいプレイヤーを買い換えたときくらいしか高まりません。

 私は元々オンライン楽曲の著作権保護技術はユーザー本位のものではなく、それぞれの業者が自分の会社を利するために乱立してきているのだと思います。今回のフランスの法案はその乱立がひょっとしたら無くなるかもしれない、と言う意味では新たな段階に至るのかもしれません。しかし、これがユーザー本位の考えに変わっていくのはまだまだ先の話でしょう。

 私はユーザー本位になるまでは本気でオンライン楽曲を購入しようとは思いません。(知識のために数曲購入したことはあります・・・)第一レンタルショップの方がよっぽど効率的ですし。
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2006年03月14日 iPod、Mac、Apple トラックバック:- コメント:0












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