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米国国防省、中国を警戒

 今月3日、米国国防総省は「The Quadrennial Defense Review(QDR、4年ごとの国防計画見直し)」を発表しました。これには中国を脅威として捉え、防御措置をとる必要があると警告しています。

 ・米が国防計画見直し…中国は「最大の軍事的競争国」(読売新聞)

 【ワシントン=貞広貴志】米国防総省は3日、今後20年間をにらみテロなどの不確実性に対処する指針をまとめた「4年ごとの国防計画見直し」(QDR)を発表した。

 QDRは、急速な軍拡を続ける中国を、「米国にとって軍事的に最大の潜在的競争国」と位置づけ、「将来、(中国などの)新興国が敵対する道を取る危険に対し、米国と同盟国は防御措置をとらねばならない」と警鐘を鳴らしている。

 前回のQDRでは中国を脅威として名指しするのを避けており、米政府が中国の急速な台頭に警戒感を募らせていることを明確にした。

 今回のQDRは、米同時テロ直後の2001年10月に公表された前回報告に続くもので、イラクとアフガニスタンでの戦争を反映した初の見直しとなった。

 QDRは、米軍がかかえる4つの重点課題として、<1>テロ・ネットワークの撃破<2>本土防衛<3>戦略的な岐路にある国への対処<4>大量破壊兵器の取得・使用阻止――を挙げた。

 <3>の岐路にある国のうちでも、「21世紀の国際安全保障環境を決定する国」として中国とインド、ロシアを挙げた。

 最大の紙数をさいた中国については、「軍備、ことに国境を越えて軍事力を行使する戦略兵器・能力に大きな投資を続けている」と断じた上で、「世界の国々は、中国の(軍拡の)動機や意思決定についてほとんど知らない」と、その「秘密体質」を批判した。

 また、中国が電子・サイバー攻撃など通常戦力とは異質の分野に力を入れていると指摘し、「伝統的な米軍の優位を帳消しにしかねない、混乱型の軍事技術」への強い危機感をのぞかせた。

 QDRの内容を記者説明したライアン・ヘンリー国防副次官は、「中国が持つべき軍事力は、純然たる国防に十分な能力」と述べ、東アジアや太平洋地域への影響力拡大をけん制した。

 事実上、中国を念頭に置いた対抗策として、次世代長距離爆撃機を約20年前倒しし、2018年に配備する計画を正式に盛り込んだ。空母についても11隻のうち6隻、さらに潜水艦の6割を太平洋に配備するとしている。

 一方、対テロ戦争については、「長い戦争」(ロング・ウォー)と位置づけ、特殊部隊の15%増や無人機の飛行隊創設、工作員による情報収集活動の強化などを通じて、テロを事前に封じ込める機動性の高い軍への変革をうたった。また、外国の言語や文化に通じる必要性を強調し、特にアラビア語、ペルシャ語、中国語要員を育成する方針を打ち出した。

 QDRは同盟・パートナー諸国の能力を高め、ともに危機に対処する必要性を強調。日本をオーストラリア、韓国とともに「太平洋における同盟」と評価した。



 ・米国防総省、中国の軍事的潜在力を警戒 太平洋重視打ち出す(産経新聞)

 米国防総省は3日、安全保障政策の指針となる「4年ごとの国防戦略見直し(QDR)」を公表した。台頭する中国について「軍事的に米国と並ぶ最も大きな潜在力を持つ」と指摘し、将来的にライバルになる可能性があると警戒感を鮮明にした。6日に議会に提出される。

 今回のQDRは米中枢同時テロ直後の2001年9月以来で、4年半ぶりの改定。今後20年間の米軍の兵力構成や国防政策の方向性を示す文書。3月決着を目指す在日米軍の再編問題や、東アジア情勢にも大きな影響を与えそうだ。

 QDRでは、中国をにらみ太平洋での米海軍の戦力を一層誇示し、潜水艦の6割、少なくとも空母6隻を配備する方針を示した。

 ブッシュ政権が進める「対テロ戦争」に関し「長い戦争」と規定、長期化するとの見通しを示した。また、テロリストへの大量破壊兵器の拡散阻止策の強化なども打ち出した。(共同)


 元々国防総省には中国警戒派が多く、国務省側に親中(日本の親中派とは全然意味合いが違いますが、経済的なメリットを優先するという意味では似ているかもしれません)が多かったので、国防総省からこうした認識が出るのは当然といえば当然でしょう。

 ただ、前回のQDRの時には中国に遠慮して「脅威」とは記述できなかったのに今回はしています。やはり中国の危険性についての認識が高くなってきたのと、国務省との間での認識が「中国は脅威」の方へ傾いてきたといえるのではないでしょうか。

参考資料:QDR(The Quadrennial Defense Review)の原文(PDF)
     http://www.defenselink.mil/qdr/report/Report20060203.pdf
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2006年02月04日 国際 トラックバック:- コメント:2

読売新聞で米国が中国を仮想敵国とみなしているという内容の連載が毎日載っている。米国当局が中国人研究者をスパイとして摘発した話などなまなましい。

2006年02月04日 worldwalker URL 編集

私も読んでいます。スパイの回は面白かったですね。あと、米国内に中国のロビイストが増えているというのも油断できませんね。

2006年02月04日 さいごう URL 編集












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