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イラン核開発疑惑問題、中露はどう出る?

 読売新聞の記事によると、中露も安保理付託を支持するらしいです。そうなると日本の立場は非常に微妙になるでしょう。

 ・イラン核問題、安保理付託は中露も同調…EU上級代表(読売新聞)

 【ブリュッセル=鶴原徹也】イランの核開発問題で国際的緊張が高まる中、欧州連合(EU)のハビエル・ソラナ共通外交・安保上級代表は13日、読売新聞と会見し、「(イランへの対応について)ロシアと中国も欧州に同調している」と言明、近く招集される国際原子力機関(IAEA)緊急理事会で英仏独3か国の提案する同問題の国連安保理付託が支持される、との見通しを示した。

 ソラナ上級代表は、EU加盟国全体の外交を束ねる立場にあり、対イラン交渉を進めてきた英仏独と緊密に協力している。上級代表は、12日の英仏独3か国外相とのベルリン協議で、安保理付託提案のためにIAEA緊急理事会招集の要請を決定した点に触れ、「日本を含め、重要な国々との協議を踏まえた」と述べ、国際社会の支持を取りつけた点を強調した。

 特に、従来安保理付託に慎重だった中露両国については、「(中国高官とは)直近に会合を持った。16日の(安保理常任理事国5か国とドイツの6か国による)ロンドン会合にも参加する。我々と同調している」と明言。さらにロシアについては、「問題解決に向けて我々と足並みをそろえた」と述べ、「中露両国とも我々の付託提案を支持してくれるものと期待している」と、手応えを示した。

 ただ、上級代表は「問題は複雑で、慎重を要する」とした上、「現時点で対イラン制裁が論議されているわけではない。重要なのは安保理で協議すること」と述べ、安保理付託という国際圧力を使い、強硬姿勢を続けるイランに対して、「ウラン濃縮への動きの放棄」と「交渉復帰」を迫る意図を表明した。

 上級代表はまた、強硬発言を繰り返すイランのアフマディネジャド大統領については「問題の一部」とし、「イラン(集団指導体制)の賢明な指導者は、孤立と国際協調のどちらが国益にかなうのか悟るはずだ」と述べ、イラン政府に対し、強硬路線を続けるのか否かの重大な岐路に立っているとの警告を発した。


 前の記事にも書きましたが、日本としてはイランの石油に代わる輸入先が見つかるという条件がない限り石油の安定供給が維持できる方法をとるべきです。出来ればイランに核開発を断念させるのが最上の方法だと思います。

 しかし、イランは核開発を断念する気はないようです。核は国家を防衛するためにもコストパフォーマンスの高い方法ですから、簡単に捨てるわけにはいかないのはわかります。私自身も核を保有できる国と出来ない国が存在すことに対して非常に矛盾を感じます。しかし、中東諸国が核を持つことには非常に危機感を感じます。イスラム諸国とイスラエルの関係、イスラム原理主義とシーア派とテロ組織の関連、など世界の火種になりそうなことの半数以上はこの周辺が関連しています。だからこそ核兵器開発は断念させるべきだと思います。

 ここで中露の対応ですが、基本的には米国と同調してくることは確実です。ただし、武力行使や経済制裁には消極的になるはずです。特に中国はイランに対して武器輸出なども積極的に行い、代わりに石油を中心にエネルギーを輸入しています。はっきりいえば適当なところで巻く引きを図りたいところだと思います。日本は彼らの動向を見極めた上で共同歩調などをとる必要も出てくるかもしれません。

 日本はイランとの関係を考える上でかなり重要な時期に来ています。しかし、ここを乗り切ることが出来なければ日本が今後エネルギー二間して非常に厳しい状況に置かれることは確実です。今後の動向は非常に気になります。
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2006年01月15日 中東情勢 トラックバック:- コメント:2

でも中国も石油が欲しいからなあ。水面下でイランと話をしているかも。安い労働力をいくらでも送れるから。

2006年01月16日 worldwalker URL 編集

中国とは最終的に相容れないものがあるでしょうね。

2006年01月16日 さいごう URL 編集












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