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自衛隊、遂に武器使用基準を緩和か?

 自衛隊が武器を使用するときには、基本的に「正当防衛」、「緊急避難」の際だけに限定されているのはあまり知られていない事実です。しかしこれもそろそろ変更しなければならないでしょう。

 ・東シナ海領空侵犯 武器使用の「任務」明記 防衛庁、戦闘機応戦を強化(産経新聞)

 東シナ海で、中国軍機による日本の防空識別圏への侵入が急増していることを受け、防衛庁が領空侵犯対処を強化することが三日、分かった。現行では、戦闘機の武器使用は「正当防衛」などに限定され、しかもその判断はパイロットに委ねられている。こうした曖昧(あいまい)さを解消するため、交戦規則(ROE、部隊行動基準)に、武器使用を明確に「任務」と明記し、指揮官の命令などに基づき応戦できる状況や手順を規定。艦艇と連携した共同対処の検討にも着手する。

 軍用機などの国籍不明機が日本の防空識別圏に侵入すると、領空侵犯を防ぐため、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)する。そして、不明機に近づき針路変更を勧告し、相手がこれに従わず領空に入った場合、退去か、飛行場への強制着陸を警告する。

 この際、相手が抵抗し機関砲などを発射すれば、航空自衛隊の戦闘機は応戦できる。つまり「正当防衛」「緊急避難」に限定されているのであり、武器を使用するかどうかを判断するのは、パイロットだ。これまでは、パイロットが武器を使用し相手に危害を加えた場合、パイロットが刑法の処罰対象になる可能性があった。そのことは「パイロットが武器の使用をためらい、対処が遅れ撃墜される」(制服組幹部)という事態を招きかねず、武器の使用と応戦の問題は、長年にわたり懸案となってきた。

 防衛庁はこうした現状を解消するため、具体的には、自衛隊法九五条の「武器などの防護」を適用。戦闘機という「武器」を守るため、航空方面隊司令官などの指揮官が状況に応じて、パイロットに武器使用を命令できるようにする。すでに内閣法制局の審査を終えており、関連規則改正などの検討や、発射を命令できるケースの検証に着手した。

 こうした動きを促したのは、中国軍機の防空識別圏への侵入が急増していることだ。平成十七年度は、過去最多だった十年度の三十回をすでに超えており、とりわけ東シナ海にあるガス田周辺への電子戦機の侵入が著しい。自衛隊の警戒部隊が「定期便」と称しているほどだ。

 また、日本の「帝国石油」が試掘に入れば、中国海軍の艦艇が警告射撃などで妨害してくる事態も、政府は想定しており、海上保安庁の巡視船や海上自衛隊の護衛艦を派遣することも視野にある。中国軍機の動向を監視するには、海自の電子戦データ収集機や艦艇のレーダー情報も重要だ。スクランブルで出動した戦闘機が、海自の航空機を防御することも不可欠となる。

 だが、領空侵犯対処での武器使用は、自機や、これと「一体的に行動する戦闘機」に限られている。

 このため、空自の戦闘機が海自の艦艇などを守るために武器を使用できるよう、武器使用の適用範囲をさらに拡大することも検討課題だ。

                  ◇

【用語解説】交戦規則(ROE)

 Rule Of Engagementの略。武力行使の条件や限界を細かく規定した行動基準。過剰な軍事行動に歯止めをかけるなどの目的で、最高指揮官による開戦の指示、捕虜の扱い方、前線兵士の射撃の方法などが定められている。ROEは軍の常識。しかし、自衛隊はこれをもち合わせておらず現在、策定の過程にある。自衛隊では「交戦規則」とは言わず、「部隊行動基準」と称している。


 「正当防衛」、「緊急避難」はそれぞれ刑法第36条と第37条に規定されています。つまり自衛官は国民が全て持っている権利と同等の条件の下でしか武器を使用できないのです。しかしそれではあんまりなので、最近になって「武器等の防護」として武器を使用できるように基準を緩和しています。

 しかし、それでも基本的に守りの姿勢であることには変わりなく、敵の目の前に行って相手が明らかに敵対行動をとるまでは武器を使用できないと言うのも不安な限りでしょう。

 私はこの手の基準はもっともっと緩和すべきだと思います。領空や領海を侵犯する航空機や艦船は撃墜することが国際法上認められます。しかし日本は戦後そのような事例といえば不審船の時くらいでしょう。これでは日本はなめられます。

 日本がなめられないようになるためには、今回の武器使用基準の問題と、スパイ防止法の制定が急がれるところです。(スパイ防止法はそのうち記事になると思います。)
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2006年01月04日 軍事 トラックバック:- コメント:5

領土、領海、領空に関して無関心ではいけない。

2006年01月04日 worldwalker URL 編集

 有って然るべき判断。
遅いよ。
 早く、イージス艦派遣しましょう。
 原潜の一隻位沈めてやろう。
そうすれば、ヤツラの舐めた態度も少しは変わる。
 そのためには国内のサヨクの勢力を削いでいかんと。

2006年01月04日 どらっへ URL 編集

worldwalker さん、
竹島などもそうですが日本人は島国なのに小さな島を領土と認識しにくいようです。政府のもっとPRしないと。

どらっへさん、
本当に遅すぎます。政府は、領海(領空)侵犯してくる艦船(航空機)に対して向かっていく自衛隊の人たちはどのような気持ちだったか考えて欲しいですね。また、今で言えばイラク、昔からはカンボジアに行った自衛官(警察官も含む)がどんな思いをして海外に派遣されているのでしょう。

2006年01月04日 さいごう URL 編集

これができても、結局「専守防衛(先制攻撃不可)」は変わらないんだよねぇ……。
特に空戦では「相手に後ろを取られた時点で負け」なのに、「領空侵犯機の前に出て」エスコートしなくちゃならないし。
2対1で出てるとはいえ、まだまだ不十分だと思います。

2006年01月04日 you URL 編集

you さん、
コメントありがとうございます。
確かにまだまだ不十分だと思いますが、議論さえなかった時と比べて国際環境は変化してきています。法整備は徐々にかもしれませんが、改善させていく努力は評価してもいいと思います。

2006年01月04日 さいごう URL 編集












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