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「rootkit」で問われるPCのリモートコントロール

 一時期の騒動はやや収束した感のある「rootkit」問題ですが、われわれ消費者と音楽業界双方はこの問題を教訓として捉えていく必要があります。

 ・ユーザーのPCをコントロールする権利は誰にあるのか(CNET Japan)
(長いので引用のみとします、以下引用)
  消費者向けの平均的なPCは、インスタントメッセージのクライアントからメディアプレイヤー、そして紛らわしいDSLネットワーキング用ソフトウェアまで、無数のアプリケーションですぐにいっぱいになってしまう。これらのアプリケーションのなかには、下層レベルでコンピュータの機能を変更してしまうものも多く、たとえば自動更新機能が無効になってしまうなどの問題もよく起こる。さらに、技術面の事柄について具体的に書かれており、かつ理解可能なライセンス契約が、技術に明るくないユーザーに提供されることもほとんどない。

 「問題は、コンピュータのなかに存在する数多くの要素に対して、ユーザーがどの程度のコントロールを期待できるのがリーズナブルかということだ」とオックスフォード大学でインターネット政府/規制について教えるJonathan Zittrain教授は述べている。「私が知る限り、消費者の資産所有権を尊重する優れた基準は、コンピュータの世界にはない」(Zittrain)

-中略-

ソニーBMGのコピー防止技術をめぐる論争は、IT業界とエンターテインメント業界の融合が進むなかで起こった、所有権に関する2つの考え方の衝突を浮き彫りにしている。

 各レコード会社や映画会社は、映画や楽曲、ゲームに関する自社の知的財産権が、CDやDVDを複製したり、ネットでファイル交換を行う人々によって日常的に侵害されていることに、数年前から強い不満を訴えてきた。先ごろ公表されたアナリストの調査では、米国人の約30%が、友人のCDを複製するなどして楽曲を入手していることが明らかになった。各レコード会社は、このような傾向が各社のビジネスに回復不能な損害を与えることに強い懸念を表明している。

 各レコード会社は、CDを無制限にコピーできるコンピュータの機能を封じ込める技術を開発/支持したり、あるいはロビー活動を通じて、この流れに応戦してきた。各社の対応は、ソニーBMGのrootkitプログラムから、デジタル録画されたテレビ番組をネット上で交換できなくする「ブロードキャストフラグ」ポリシーまで多岐にわたる。

 しかし、一部のコンピュータユーザーが知的財産権を尊重しない態度を示しているとすれば、ソニーBMGのコンテンツ保護ツールのほうにも、同じように、PCユーザーが自分のマシンに対して抱く所有権の感覚を全く無視した態度が見られたとする批判的な意見もある。

-中略-

 RIAA(全米レコード協会)のCEO、Mitch BainwolはCNET News.comに対し、「これは、極めて正当な利害同士の衝突のように見える。次は、双方の利害を前進させるような形で尊重できる方法が見つけられるかどうかだ。私は見つかると思っている」と語った。

 MicrosoftのMossは、「5~10年ほど前の予想さえ大幅に上回る数の人々がPCを使っている。われわれはいま移行期にあり、バランスを見つけ出すという課題を抱えている」と付け加えた。


 私にはソニーがとった「一部の知的財産権を無視する人たちのために大多数の罪もない人を犠牲にする」態度が気に食わないです。

 彼らは今後歴史上に汚名を残し続けるでしょう。avexとソニーBMGは一生忘れることはありません。ほかの音楽業界の人もこれを惨めな失敗と認識し、違う方法での著作権保護に対するアプローチを考える必要があると思います。これは音楽CDに含めれているソフトの不具合という生易しい問題ではなく、サイバーテロにも匹敵する問題です。

 特に自分のPCに知らないうちにスパイウェアが入り込むような事態だけはこれからも避けなければなりません。これからはこのような問題がおきたら消費者が大きく反対の声をあげていかなければならないですね。
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2005年11月26日 IT トラックバック:- コメント:2

偶然、同じ記事を読みました。

Win98+ダイヤルアップの時代から同様の事がありました。
よく56k問題解消のために某ISPのソフトを削除しておりました。

どのISPにしようか悩んでいるうちに使わないソフトが入りこみ
普通に利用する人の一部で、接続の邪魔をしていた例として
このことを思い出しました。

最近は、そのような形での不便さをあまり感じずにネットを
する人が増えたせいかすっかり忘れておりました。

今回、BMGの行ったことは、わざわざBMGを選んでCDを
購買したユーザに不利益をもたらすといった点では、上記に
あげた某ISPのソフトよりもタチが悪いですね。

Jonathan Zittrain教授の
|「私が知る限り、消費者の資産所有権を尊重する
|優れた基準は、コンピュータの世界にはない」(Zittrain)

この言葉は非常に的確、かつ重要な問題です。

2005年11月27日 フレア URL 編集

フレアさん、
コメントありがとうございます。
そういえば私も思い出しましたが、ダイアルアップで繋いでいたころに接続をQ2に変更されてしまってNTTから法外な請求を受けた人たちが結構いましたね。

PCの世界で「自分のPCは自分だけがコントロールできる」という単純な要望に答えられるPCは今のところありませんね。この問題を解決するためには、今回の問題にヒントがあると思います。

まずは消費者が「リモートコントロールにNO!」と言わなければ解決の見込みはないでしょうね。

2005年11月27日 さいごう URL 編集












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