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国連総会で北朝鮮人権決議案可決、韓国は棄権

 EU提出の北朝鮮人権決議案が国連総会で可決されました。予想どおり韓国は棄権しています。

 ・韓国が棄権した北朝鮮人権決議案、国連総会で可決(朝鮮日報)

 欧州連合(EU)25の加盟国が提出した国連総会の北朝鮮人権決議案は17日(現地時間)、票決を迎え、賛成84、反対22、棄権62で採択された。
票決は191の国連加盟国の中で168か国が参加した中で行なわれ、韓国政府は棄権した。

 国連・経済社会理事会傘下の人権委員会で、北朝鮮の人権決議案が3回採択されたことはあるものの、国連総会で採択されたことは今回が初めてだ。決議案は拷問、公開処刑、政治犯収容所、売春、 えい児殺害、外国人拉致など、各種の北朝鮮の人権問題を指摘し、北朝鮮住民の人権と基本的な自由保障を促している。

◆ 北朝鮮大使、硬い表情で会場を離れ
 決議案の票決が行なわれたニューヨーク国連本部の地下1階の第1会議室には午前10時、総会がはじまった直後から加盟国の代表らと取材陣でいっぱいになった。国連加盟国議長の英国代表が、「北朝鮮内で組織的かつ広範囲な人権侵害が行われているにもかかわらず、北朝鮮は国連特別調査官の訪朝すら許可していない」
と決議案の提出背景を説明した。各加盟国が国家名入りの札を持ち上げながら、相次いで発言権を申請した。
 北朝鮮の金昌国(キム・チャングク)国連代表部次席大使は、「米国とEUが政治的目的で、北朝鮮の人権問題を乱用している」と述べた。中国、ベネズエラ、キューバ、マレーシア、ベラルーシ、スーダンなどおよそ10か国が北朝鮮に同調した。この国々は、「特定国家を標的にした政治的攻撃」と主張した。決議案への支持を表明した国はインドネシアしかなかった。
 決議案を主導したEUと米国、日本代表団が緊張した表情で周りを見回すこともあった。しかし、加盟国代表らが、テーブルの上に置かれたボタンを押しはじめ、電光掲示板の緑(賛成)のランプが灯り84が表示されると、票決は簡単に終わった。
 北朝鮮の金次席大使は可決直後、直ちに失望したような硬い表情で会場を離れた。

◆ 北朝鮮の人権、世界的な議題に定着
 決議案の採択は、北朝鮮の人権問題が世界各国の共通関心事になったということを意味する。今後、国連で北朝鮮の人権改善に向けた現地調査など、後続措置を推進する可能性が大きくなった。北朝鮮人権状況が改善しない場合、一部の国々が対北朝鮮支援に対し消極的な態度に回る可能性も考えられる。
 決議案採択に棄権した韓国政府に対し、各国際人権団体が抗議する可能性も排除できず、北朝鮮の核開発問題をめぐる6か国協議の各参加国が、賛成(米国、日本)、反対(中国、ロシア)、棄権(韓国)でわけられたことによって、後続の協議に影響を及ぼすかも知れないという観測も浮上している。

◆ 反対国家は反米・人権侵害国が大部分
 決議案に反対票を投じた国家は、中国、ベネズエラ、キューバ、マレーシア、ベラルーシ、スーダンなどだ。
この国々のほとんどは、人権侵害国家と目されたり、反米の動きを示している国々だ。棄権票は従来、北朝鮮の支持勢力と分類された多くの非同盟国家とされる。この国々は、開発援助資金の支援を意識して米国、EU、日本の顔色をうかがったと、国連関係者たちは分析している。

◆ 食い違った反応
 ヨルリン・ウリ党の田炳憲(チョン・ビョンホン)スポークスマンは、「北朝鮮の人権問題に対して目を背けたわけではなく、圧力よりは漸進的に改善に導くための賢明で、思いやりのある選択」と評価した。田スポークスマンは、同日のブリーフィングで、「北朝鮮自ら人権を改善できるように環境を整えるのが、根本的解決策」と述べた。
 同党の崔星(チェ・ソン)議員は、「反対と棄権票が、およそ半分になったことも、かなり大きな意義があると受け止めなければならない」とし、「これは韓半島の平和定着に向けた人権問題を慎重に扱わなければならないという認識が反映されている」と述べた。
 ハンナラ党はナ・ギョンウォン公報担当院内副代表は、「政府が北朝鮮の機嫌を伺うあまり、北朝鮮住民の人権に目を背けた」とし、「韓国政府と与党は、歴史的責任を負わなければならないだろう」と述べた。


 今回の記事は韓国の新聞から引用させていただきました。それにしても棄権が多く採決が厳しいものだったことは容易に想像がつきます。ただし、韓国が棄権することが本当に良い選択だったのでしょうか。私は違うと思います。少なくとも韓国は北朝鮮と朝鮮半島を二分する国です。北朝鮮に対して自分たちの考えをしっかりと意思表示しなくては両国な関係を築いていけないでしょう。もちろん「棄権」がしっかりとした意思表示であるという意見もあります。その場合、何を意思表示しているのかと言えば、「北朝鮮に人権問題が存在していることは認識しているが解決は自分たちでしていけばよい」とか「北朝鮮に人権問題で積極的に関与する予定はない」といったところでしょう。つまり北朝鮮に人権問題という一つのカードを捨てたのです。
 
 韓国は北朝鮮との間に拉致問題も抱えています。拉致被害者の家族の方々はどのような思いでこの決議を見ていたでしょう。国家対国家でしか解決することの出来ない問題で韓国政府は事実上手を引いてしまっているのです。私は今の韓国政府の考えを知りたいのですが、無条件に北朝鮮の言い分を聞き入れて統一すると言うことは、「北朝鮮による征服」に他ならないのではないでしょうか?もしそうでないとすればどこが違うのでしょうか?とにかく韓国政府の最近の対北朝鮮政策は日本にもかなりの影響を与えそうです。
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2005年11月19日 中国・韓国・北朝鮮 トラックバック:- コメント:3

ものごとの善悪さえも判断できない国っていうことでしょう。北朝鮮の人権蹂躙は誰がどう見ても「悪」だろ。

2005年11月20日 worldwalker URL 編集

同胞として正しい理解を行っていれば、自ずと結果は
明らかなはずなのですが、なぜ、棄権という選択をしたのか
本来の彼らの国民性から考えても腑に落ちませんね。

2005年11月20日 フレア URL 編集

worldwalkerさん、
拉致問題などは論外だと思いますね。それにしてもすごい国家です、北朝鮮は。

フレアさん、
本当なら反対に回っても良いようなのですが、棄権したのは自分たちも被害者であるという意識が残っているからでしょう。
まあ、北朝鮮が人権侵害国でないと言い切れる韓国人がいたらその人の話を聞いてみたいものです。

2005年11月20日 さいごう URL 編集












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