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アーティストの知的財産権を守るためにオープンソースのルールを破るSONY BMG

 2件続けてSONY BMGの記事になりますが、XCP rootkitにはオープンソースのコードが含まれているということが判明しています。彼らは自分たちの著作権保護のために他者の著作権を踏みにじる行為に出ているのです。

 ・SONY BMGのXCPにオープンソースソフト盗用の指摘(IT Media)

 物議を醸しているSONY BMGのCDコピー防止ソフトはオープンソースプロジェクトを流用した疑いがあり、著作権の点で疑問があるとソフト専門家が11月18日に指摘した。

 問題のXCPソフトは、英国のソフト企業First 4 Internetが開発したもので、SONY BMGはこれを音楽CDのコピーや共有を制限するために利用していた。このソフトはマルウェアのように振る舞い、コンピュータの奥深くに隠れ、悪意を持ったハッカーに対して裏口を開いてしまうとして、かねてから議論を呼んでいる。

 先週、この弱点を悪用する初のコンピュータウイルスが発見され、SONY BMGは先日このソフトを含む約470万枚のCDをリコールすると発表した。

 XCPは、同ソフトを組み込んだSONY BMGのCD(49タイトル)をWindowsコンピュータで再生したときに、コンピュータにインストールされる。これは、コンシューマーに強制的に付属の音楽プレーヤーを使わせる。

 この音楽プレーヤーに、「LAME」というオープンソースMP3プレーヤーのコンポーネントが含まれているという指摘があった。

 「CDの複数のコンポーネントがLAMEのコードと関係している」とフィンランドのソフト開発者マティ・ニッキ氏は電子メールの中で述べている。

 ほかの人々も、XCPのコードを分析した結果、同じような証拠を発見した。

 「少なくとも、XCPソフトの5つの機能がLAMEのコードの機能と同じであることを確認できる」と独セキュリティ企業Saber Securityでソフト分析を専門とするトーマス・デュリエン氏は指摘する。

 製品にオープンソースソフトを利用した場合は、他者と自由に共有できるように、その旨を明記しなくてはならない。Slashdot.orgなどのインターネットの掲示板に集まる開発者らは、XCPにはオープンソースコードを使用したという記述は見られないとしている。

ルールを破れば……
 オープンソースソフトを1つの実行可能プログラムに密接に組み込んだ場合、そのアプリケーション全体をオープンソースソフトにしなくてはならないとある弁護士は言う。たとえ、比較的緩やかなLesser General Public License(LGPL)の下でライセンスされているMP3エンコーダを使ったLAMEのようなソフトでもそうだという。

 「これがオープンソースのもう1つの面だ。オープンソースのルールを尊重しなければ、旧体制の著作権保護が総力を挙げて襲ってくる」とオランダの法律事務所SOLVの弁護士でインターネットの専門家でもあるクリスティアン・アルベディンク・ティム氏は語る。

 XCPの中にはLAMEやその他のLGPLコードが存在し、かなり多くのコードがXCPの実行可能プログラムに密接に統合されているとSaber Securityは指摘する。

 「(LGPLの)FAACのコードがかなり含まれていることが確認できる。これらの機能はECDPlayerControl.ocxの一部だ。従って実行可能プログラムに直接統合されている」とデュリエン氏は電子メールの中で述べている。

 First 4 Internetに14日から何度かコメントを求めたが、回答を拒否された。

 SONY BMGもコメントを拒否している。同社は自身をアーティストの権利の守護者と位置づけている。

 同社は先週、コピー防止ソフトは「当社とそのアーティストの知的財産権を守る重要なツールだ」と改めて強調した。

 セキュアでないXCPをめぐる抗議に応えて、SONY BMGは先週、同ソフトを搭載したCDの製造を一時的に中止すると発表した(11月12日の記事参照)。

 Microsoftのウイルス対策チームは15日、XCPはWindowsコンピュータのセキュリティを脅かすため、これを検知してPCから除去するメカニズムを加えると表明した。

 SONY BMGは先週、XCPの真の性質を開示しなかったとして集団訴訟を起こされた(11月10日の記事参照)。


 私は以前に「SONY BMGが著作権保護を訴えるのは良いが、消費者への配慮をきちんと行って欲しい」という主旨のことを書いた覚えがあります。SONY BMGは消費者だけでなく、自分たち以外の著作権については全く考慮していないようです。
 
 まさかとは思いますが、オープンソースを「著作権放棄」したソフトウェアのことだと勘違いしていないでしょうね。オープンソースはソースコードを公開しただけで著作権は存続します。だからこそオープンソースがビジネスに結びつくのです。
 
 SONY BMGのしたことは、ソフト自体が委託して作らせたものであっても責任を取る必要があります。ユーザーが著作権の無視が問題となっていると考える前に自分たちの襟元を正していただきたいものです。
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2005年11月18日 セキュリティ トラックバック:- コメント:2

SONYは日本の誇りだったのに...今は日本の恥ですか 
、、、、、、_| ̄|○、、、、、

2005年11月18日 worldwalker URL 編集

avexと同じレベルまでになってしまったのは悲しいことですね。
デジタルオーディオについてはソニーは閉鎖性がものすごく目立っています。技術の進歩についていくためには今まで持っているものを捨てていかないといけないという好例なのではないでしょうか。

2005年11月19日 さいごう URL 編集












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