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国連常任理事国入り、米国と連携へ

 とうとうG4の連携よりも米国との連携をすることになりました。しかし、これで常任理事国入りは果たせるのでしょうか。

 ・常任理入り米と連携、国連分担金削減で一致 G4案から戦略転換(産経新聞)
 政府が国連安全保障理事会常任理事国入りに向けた戦略でかじを切った。従来のドイツ、インド、ブラジルと連携する四カ国(G4)の枠組みから米国との協調を優先する。路線修正の象徴といえるのが、二十八日(日本時間二十九日)にワシントンで開かれた日米外相会談。両外相は来年から議論が本格化する国連分担金見直し交渉で、共同歩調で過大な負担の削減を求めることを確認した。(笠原健) 
 「常任理事国入り問題は、第一ステージが終わり、第二ステージに入った。日米連携をさらに強化する」
 町村信孝外相は会談後、米国との協調を重視する考えを明確にした。
 政府はG4の常任理事国入りを目指したが、イタリア、パキスタンなどの猛烈な反対運動に加え、中国が歴史問題を振りかざして日本の常任理事国入りを露骨に妨害。G4が提出した枠組み決議案も、日本を支持していた米国が安保理の大幅な拡大を嫌って反対し、廃案になった。
 このため、外務省は「今回の日米外相会談は、常任理事国入りの戦略を仕切り直す重要な機会」(外務省幹部)と位置づけていた。
 外相会談で町村外相は「安保理改革をはじめとする国連改革について米国と緊密に協議をしたい」との考えを表明。ライス国務長官も「国連への日本の貢献は大きく、安保理入りの資格がある」と、常任理事国入り支持を改めて示した。
 米国ではボルトン国連大使が議会証言で、常任理事国には日本を優先して推す考えを表明。バーンズ国務次官は、日本の常任理事国入りを可能にする国連総会決議案を日米で協議する意向を示している。
 町村外相は会見では「G4との連携を維持する」とドイツなどを配慮したが、「グッバイ(さよなら)G4だ」(外務省筋)との声も漏れる。
 さらに外務省は、国連分担金見直し交渉を重視している。米国(22%)と日本(19・5%)が分担率一位と二位。合計で四割を超える両国の協調が、国連改革を加速できるとみている。米国以外の英国、フランス、中国、ロシアの四常任理事国の分担率は合計で15・3%。特に中国、ロシアは2・1%、1・1%にとどまり、「中露を挟撃する」(国連外交筋)との思惑もあるようだ。


 元々G4案は、常任理事国入りに関係のないアフリカ諸国を抱き込まねばならないため、最初から破綻は見えていました。さらに言えば今の常任理事国でメンバーが増えることを喜ぶ国は米国も含めて1国もないと言っていいと思います。自分たちの持っている権利が相対的に縮小するわけですから。

 さらに中国は、日本が常任理事国入りすれば台湾併合への風当たりが強くなるためどうしても反対することは容易に予想できます。(個人的には「靖国神社参拝」は大きな原因ではなかったと思っています)

 今後米国と協調していくとしたら、国連をスリム化しようとする米国に対してどこまで信用できるのかという問題があります。日本は分担金削減を常任理事国入りのための「人質」のように扱っていますが、米国は本当に分担金を減らしたいはずです。結局は描いているものが全く違うので、どこまで引っ張ることが出来るのかが焦点になると思います。

 よくアメリカは「日本が常任理事国入りすれば自国の立場を後押しする国が増えるから自国の国益にもかなう」と思っている人もいますが、大統領が民主党に替われば今のような日本との蜜月関係は望めないと思います。下手をすればアジアでは中国との協調関係に路線変更する可能性も十分にあります。そうなれば日本が常任理事国入りすることは重荷になることは確実です。

 日本が常任理事国入りするためにとれる道は「米国との協調」しかなかったかもしれません。しかし、今後は期待がもてるかというとそれほどでもない、というのが私の考えです。
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2005年10月30日 国際 トラックバック:- コメント:7

>>常任理事国入りは果たせるのでしょうか。

中国とロシアが反対しているから無理でしょう。特定3国以外にもロシアという反日大国があったんですよ。マジで国連は、いらない。

2005年10月30日 worldwalker URL 編集

 取り合えず、入るのは良いですが他のドイツ、インド、ブラジルにも気を使うべきです。
 彼らは『戦友』なのですから。特定アジア3カ国との戦いが避けられない以上、味方は多い方が良い。
 特にインドとは中国を挟撃できる位置にある上に日本企業のインド進出も支援して貰わなければならないのですから。

 あとODAと国連分担金は減らしましょう。正直、中国は空進出して、2007年に一気に潰してあげましょう。フッフフ

2005年10月30日 どらっへ URL 編集

初めまして。
>「グッバイ(さよなら)G4だ」(外務省筋)との声も漏れる。
これいただけないですねえ、ほんと止めて欲しいです(苦笑。
常任理事国入りに拘泥する理由がイマイチ判然としないので、金だけ引き上げられればそれでよし、みたいな考え方は外務省にないんでしょうか。

2005年10月30日 藤塚 URL 編集

訪問ありがとうございました。
また、宜しくお願いします。

2005年10月30日 まいせれふ URL 編集

worldwalker さん、
国連に加盟していないと昔の二の舞になりそうですが、少なくとも常任理事国になぜなりたいのかをしっかり考える必要があると思います。

どらっへ さん、
前の作戦は失敗したから、G4はもういいですっていうのもドライすぎますね。というかそんなことをしていると周りの国の信頼を無くしますね。

藤塚さん、
はじめまして、コメントありがとうございます。
外務省がなぜ常任理事国入りをしたいのかをはっきりさせないと、それこそ金だけ使っておしまいですね。

まいせれふ さん、
よろしくお願いします。

2005年10月30日 さいごう URL 編集

中国なんて常任理事国面してるけど、もともとは中華民国だったんだから、現中国の常任理事国の資格さえも実際には怪しいし、アメリカと日本で合計40%以上と言う国連負担金も納得いかない。アメリカと日本が抜けて新しい枠組みを作るべき。

2005年10月31日 worldwalker URL 編集

worldwalkerさん、
次にまた共和党政権なら一緒にやっていくことは出来るのですが、民主党政権になればアメリカは中国よりになるでしょうね。

 後は、アメリカはたまにモンロー主義というか時々孤立しようとしますから、そのときに日本がどうするかも考えておかなくてはならないですね。

2005年10月31日 さいごう URL 編集












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