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【北朝鮮】短距離ミサイル発射は韓国向け

 結局射程などを考えれば日本向けでないのは明らかだったのですが、こうやって性能の一部分が判明してくると、韓国にとっては非常に厄介な兵器であることが分かります。韓国は特に問題視していないですが、本当に大丈夫でしょうか。

 ・北、新型ミサイル発射に成功=固形燃料を使用-米司令官(時事通信)

 【ソウル2日時事】在韓米軍のベル司令官は2日、ソウル市内で講演し、北朝鮮が最近発射した短距離ミサイルについて、「新型ミサイルで、発射実験は成功した」との見方を示すとともに、こうしたミサイルが韓国内の標的を迅速に攻撃できる能力を持っていると警告した。ロイター通信が伝えた。
 ベル司令官によると、発射されたミサイルは固形燃料を使用しているため、取り扱いが容易で、迅速な発射が可能という。



 ・北朝鮮が発射したミサイル、性能高めたもの=米軍(ロイター)

 [ソウル 2日 ロイター] 北朝鮮が最近実施した短距離ミサイル発射実験について、在韓米軍の司令官は2日、使用されたのは、命令が出されてから短時間で発射できる性能を高めたもので、実験は成功だったとの見解を示した。
 北朝鮮はここ1カ月の間に数回、短距離ミサイルを発射している。
 在韓米軍のベル大将は、ソウルで開催されたセミナーで、最近発射された短距離ミサイルについて「近代的で、取り扱いが容易で短時間で発射可能な固形燃料を使ったタイプ」と指摘し「発射実験は成功だった」との見方を示した。


 ・ベル司令官「北朝鮮の短距離ミサイルは韓国攻撃用」(中央日報)

 ベル在韓米軍司令官は2日、「北朝鮮が先月、‘性能が改良された(advanced)’短距離ミサイルの発射実験に成功した」と明らかにした。ベル司令官はこの日、寛勲(クァンフン)クラブ招請討論会で、「北朝鮮の短距離ミサイルは韓国軍と韓国国民を攻撃するために開発されたもの」とし、このように評価した。 在韓米軍司令官が北朝鮮のミサイル発射実験に関連して‘攻撃’という軍事的な用語を使用し直接論評するのは異例。北朝鮮軍が最近、ミサイルを発射(2カ月間に3回)する度に韓国国防部が「通常の軍事訓練」と過小評価したのとは対照的だ。

--最近、北朝鮮が行った短距離ミサイルの発射は成功したのか。

「北朝鮮の新型短距離ミサイルが固体燃料を使用する現代化された武器という点に注目している。 速かな発射と移動が可能だ。北朝鮮は(短距離ミサイルの)射程距離が拡大し、ソウルの南側の都市を攻撃範囲に収めることになるはずだ。北朝鮮は国際原子力機関(IAEA)代表団の訪朝にもかかわらずミサイル発射実験を続けている。 これは広範囲の脅威だ」

--短距離ミサイルの燃料が固体というが、正確度はどの程度か。

「北朝鮮の先端技術を表すものだ。 旧型フロッグ(FROG-5または7)ロケットに比べて改良、現代化され、脅迫的なものだ。 (他国に)拡散する問題も考えられる。 成功的な発射実験だった」

ベル司令官は北朝鮮の短距離ミサイルの脅威を6カ国協議に関連させて警告した。 北朝鮮が高度な‘ミサイル政治学’を追求しているという判断だ。 北朝鮮は6カ国協議に基づき核施設を閉鎖すると約束した後、短距離ミサイルを発射をした。

国策研究機関の専門家は「北朝鮮の短距離ミサイル政治学は国際社会の封鎖からの脱出口を見いだすための戦略」と説明した。北朝鮮の核開発が6カ国協議で封じられ、中・長距離弾道ミサイルは米国のミサイル防衛体制(MD)で遮断されたことによる措置という分析だ。北朝鮮は短距離ミサイルを韓国や在韓米軍に脅威を与える新しいカードとして活用するということだ。

北朝鮮のこうした戦略は、先月27日に発射したKN-02ミサイルが持つ特性から判断される。この短距離ミサイルは旧ソ連が開発した弾道ミサイルSS-21の改造型だと、情報当局は見ている。SS-21は旧ソ連弾道ミサイルでは珍しく固体燃料を使用する。液体燃料を使用するミサイルは発射前に燃料注入など複雑な過程と長い時間を必要とするが、固体燃料ミサイルは装着と同時に発射できる。

特に、このミサイルは射程距離が120-140キロと推定される。 移動発射車両に載せて夜中に休戦ライン付近に移動し発射すれば、平沢(ピョンテック)米軍基地と烏山(オサン)空軍基地、韓国軍3軍司令部などが射程内に入る。

現在、北朝鮮が保有する長距離ミサイルとFROGロケットは平沢・烏山に達しない一方、スカッドなど弾道ミサイルは射程距離が長いため、これら地域を通過する。 また韓半島の外の米軍基地に到達するミサイルは米国のMDによって迎撃される。したがって北朝鮮は在韓米軍ハブ地域を攻撃する新しい手段として短距離ミサイルに目を向けたということだ。

金ソック(キム・ミンソック)軍事専門記者


 特に中央日報の記事が興味深いです。この記事で分かるのは、
 ・固体燃料を使用
 ・ソ連のSS-21の改造型(と思われる)
 ・射程距離が120-140キロと推定(重要な基地も射程)
 ・(固体燃料を使用するため)短時間で発射可能

 この辺りを勘案すれば、韓国としては非常に脅威に感じるはずだし、黙ってはいられないはずです。現に在韓米軍としてはこのミサイルを非常に脅威と感じているからこそ今回のような発言に至っているのでしょう。

 私は、韓国の政治とマスコミ、それから日本のマスコミに違和感を感じずにはいられません。韓国政府はこれを脅威と感じず、報道についてもほんの少し小さな記事で扱う程度でした。韓国ではマスコミも政府も北朝鮮の脅威に対して不感症になっているとしか思えません。

 逆に日本のマスコミには不見識さというか、情報収集能力と分析能力の無さをさらけ出している気がします。このミサイルが短距離ミサイルだと言うことはある程度分かっていました。それについて、「このミサイルは韓国を対象にしたものと思われる」ときちんと説明している記事はほとんどありません。場合によっては、日本の安全保障に大きく影響すると思っているかのような扱いです。

 昔、戦前の大本営発表は日本にとって深刻な危機を隠し続けていましたが、今ではマスコミの安全保障に対するセンスと知識の無さのおかげで日本国民を危機的状況に陥れているように思えます。
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2007年07月02日 中国・韓国・北朝鮮 トラックバック:- コメント:4

 情報の正確さが命運を分けるのですから、日本のマスコミの馬鹿さ加減には頭が痛いですね。
 まあ、韓国が焼け野原になろうと構いませんが、日本を含めた他国や世界に迷惑をかけないで欲しいですね。
 無理でしょうけど。

2007年07月02日 どらっへ URL 編集

日本だけが持っている世界平和的感覚は、
世界では感覚が違うんですよね。

どこの国の人も利害関係で戦争を始めるという意識って強いんでしょうかね。

韓国も北朝鮮の感覚を理解できないのかもしれません。北朝鮮を動かすものの正体が利己的すぎるものだとしたら、韓国にミサイル落ちてもおかしくないんじゃないでしょうかああああ。

長くてもすみません。
相互リンクのお願いに参りました。
少しでも考えるということを広めて、
現実に良い影響を与えようと思って書いてるつもりです。

http://lufeng29.blog108.fc2.com/

2007年07月03日 せーちん URL 編集

南北みな兄弟とでも思っているのでしょうか?米も重油も送るからミサイルなんて米軍基地くらいしか飛んで来ないと本気で考えてたら、痛い目見るよ~。
ミサイルでなくても既に重砲の弾でさえ、ソウルが射程圏内だという事を忘れているようです。
まったく、お気楽な人達だなぁ。日本のマスコミはそれを教えてあげたいのか、随分詳しく報道してますね。一体どこの国のマスコミなんだか…(苦笑)

2007年07月03日 URL 編集

コメントありがとうございます。
どらっへさん、
韓国にしろ日本にしろマスコミは安全保障に対する正しい認識など必要ないのかもしれませんね。

せーちんさん、
多分日本人のように理想がある程度政策に反映される国は他にないでしょう。他者を思いやる心が国家にあるはずもないでしょうね。
リンクしておきましたので、今後ともよろしくお願いします。

2007年07月08日 さいごう URL 編集












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