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【ロシア】強硬論で来る以上は何も解決しないでしょう

 はじめから結論を言ってしまえば、プーチン大統領にとって北方領土問題の解決など望んでもいないでしょう。というよりもむしろ、日本にとって北方領土問題が外交カードにならないと宣言しているようなものでしょう。

 ・北方領土問題、露大統領「大戦の結果で議論の余地ない」(読売新聞)

 【モスクワ=緒方賢一】ロシアのプーチン大統領は主要国首脳会議(ハイリゲンダム・サミット)参加国の一部メディアと会見し、北方領土問題について「第2次大戦の結果であり、議論の余地はない」と主張、ロシアが実効支配する現状を変える考えがないことを強調した。

 そして、問題を解決できないのは日本が「(平和条約締結後に歯舞、色丹の2島を日本に引き渡すと明記した)日ソ共同宣言」を拒否するためだ、と4島返還を要求する日本を批判した。同大統領は領土問題で、日本に対する強硬姿勢を一段と強めたと言える。

 会見は今月1日にモスクワ郊外で行われ、大統領府が4日、その内容を公表した。

 大統領は「1956年の共同宣言はソ連(当時)と日本が批准しており、法的効力を持つはずだった。しかし、日本はその文書を拒否した」とし、「日本が共同宣言を拒否する状況で北方領土問題の解決策を見い出すのは容易でない」と説明した。

 また、ロシアが生きたカニの輸出を禁止すると伝えられたことについて、大統領は「もちろん輸出は中止しない。密輸を断ち切りたいのだ」と述べ、カニ輸出は継続し、安倍首相との首脳会談の議題に、密輸対策を含める考えを明らかにした。


 今が北方領土問題解決に向けて一番厳しいときであることは皆さんご存じだと思います。プーチン政権にとって原油価格の値上がりと資源ナショナリズムの動きは、ロシアに追い風が強く吹いている状態であり、これ以上ないくらいロシアに強硬な態度をとらせています。

 これから当分はこの状態が続くでしょうし、ロシアとの関係は悪化したとしても良化するのは非常に難しいと思います。その中で、日本の外交が目指すべきは、北方領土問題の存在をプーチン大統領に認めさせることから始まると思います。

 エリツィン大統領の頃は少なくとも問題の存在は認識していました。今はそのレベルまで戻すことが肝要です。二島返還論や一括返還論はその後でも議論出来ます。

 一番危険なのは、二島返還によって問題が解決するかのようなシグナルをロシアに与えてしまうことです。ご存じの通り歯舞、色丹の両島(実際に島と呼ぶべきかは疑問ですが)の返還が叶ったとしても、四島の面積の中で微々たるものです。それで終わりにするつもりは日本国民にあるはずはありません。

 今は堪え忍ぶ時期であると同時に、問題解決に向けて少しでも前進するよう努力すべきです。
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2007年06月05日 ロシア トラックバック:- コメント:3

ちわー。
プーチンの体勢を崩すのは、ちょっと無理ですよね。
現在、ノリにのっているわけですから、ちょっとしたクーデターみたいな事でも起きないと....。

クールビズしてますか?私のまわりはしてない人が多すぎて、できません。
(T_T)

2007年06月05日 テツ URL 編集

資源を保有する国が強気な外交を続ける現在ですが、日本だって資源と並ぶ技術力があります。
油やガスがあっても有効に使いこなせない国もありますし、資源が無いからと卑屈になって、屈辱的な外交をしなくても技術力をアピールして対等にいくべきでしょう。
今回漁船の拿捕がありましたが、あれは濡れ衣だと信じてます。プーチンの後釜候補が北方領土を視察した日の近辺に起きてます、私はみせしめというかロシア側の政治的な関与を疑っています。資源保有国の恫喝ですよ。

2007年06月06日 水兵長 URL 編集

コメントありがとうございます。
テツさん、
うちの周りは結構クールビズしていますよ。まあ、うちがやらなければどこが?みたいな気持ちでやっているのかもしれません。

水兵長さん、
日本の技術力を中国は期待しているようですが、その技術力を活用しながらいかに国益を確保していくかが今後の外交の方向性につながるのでしょうね。

2007年06月10日 さいごう URL 編集












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