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【ロシア】エリツィン前大統領の功績

 まずはご冥福をお祈りします。亡くなった方への批判や非難は避けるべきでしょうし、実際にプーチン大統領の現在と比べると優れているところも多いですし、果たした役割も大きかったと思います。

 ・エリツィン氏死去は「自由の終焉」 「全体主義」の足音に漂う恐怖(iza)

 【モスクワ=内藤泰朗】超大国・ソ連の解体を主導したロシア初代大統領、エリツィン氏の死を受け、ロシアは同氏がもたらした史上初の「自由の時代」の重要性を再認識している。しかし、その自由もソ連崩壊を20世紀最大の悲劇ととらえる後継者のプーチン大統領によって皮肉にも閉じられつつある。エリツィン氏の死は、自由の終焉(しゅうえん)を象徴する出来事と映っている。

 エリツィン氏が死亡した23日夜、プーチン政権が統制する主要テレビ局は、死去した同氏を「共産党政権を力で粉砕したブルドーザー」「改革者であり破壊者でもあった矛盾した人物」などと論評し、「ロシアに民主主義をもたらした最初の指導者だ」と評価する声が目立った。

 国営ロシアテレビのスワニッゼ政治評論員は、「記者たちは、時にひどい批判を浴びせかけたこともあるが、エリツィン氏は1度たりと言論の自由を弾圧し奪おうとはしなかった。ロシア史上初めて憲法に従い、自ら政権を退いた大統領だ」などと称賛。言論の自由を封殺し、反対勢力を暴力で脅迫し、批判すらも許さぬプーチン政権の治安当局を暗に皮肉った。

 極右・自民党のジリノフスキー党首は「その在任中の9年間、ロシアに少しだけ自由を与えたことが、エリツィン氏の功績だ」と強調。改革派野党ヤブロコのヤブリンスキー党首も「エリツィン氏は政敵を消滅させることはなかった」と述べ、反政権派を力で粉砕する現政権を非難した。

 エリツィン氏は、急進改革によるハイパーインフレや政商らによる国家資産のぶんどり合戦を誘発し、旧議会の武力制圧(1993年)やチェチェン侵攻(94年)といった強権政治を主導した「現代のツァーリ(皇帝)」などと呼ばれ、「偉大な国家ソ連を解体させた」と批判される。

 これに対して、エリツィン氏は危機的状況にあったソ連を解体するしか、ロシアを内戦という流血から救う方法はなかったと反論していた。

 プーチン大統領はこの日、遅ればせながら「エリツィン氏のおかげで、自由と民主主義の時代が始まった」と述べた。しかし、その言葉とは裏腹に、「自由の時代は終わった」と同国のエリートたちは感じている。

 「シロビキ(武闘派)たち治安当局の力がこれ以上強まれば、民主主義は形骸(けいがい)化し、『秩序』の構築に名を借りた全体主義の足音が聞こえ始めるだろう」
 そうした恐怖が漂う危うい新時代の到来を予測する専門家も出てきている。


 個人的な感想としてこの記事が一番言い当てているように思います。決してエリツィン氏の功績だけを褒め称えるわけではありませんが、ロシアの民主化を促進したという意味ではゴルバチョフ氏とともに評価されるべきだと思います。

 もちろん後半の混迷があったからこそ、強権政治の復活を呼んだのだろうし、プーチン政権の強権ぶりは来るべくして来たのかもしれません。

 しかしながらエリツィン氏の功績を称える数々のコメントからは、現在のロシアに対する不安の裏返しに聞こえてきます。エリツィン氏は天国でロシアの現状をどう見ているのでしょうか。そしてロシアはどうなってしまうのでしょうか。
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2007年04月24日 ロシア トラックバック:- コメント:0












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