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【国内政治】核武装の議論、肯定する動きもあるがまだ微妙

 核兵器自体に善悪などないのに全て頭から否定してしまうことに、日本の社会のゆがみを感じます。この議論をここで終わらすことは日本の安全保障にとっても、さらに日本の民主主義にとっても危険です。

 ・自民、民主有志が共闘 「核論議」発言擁護の動き(iza)

 ■支持を公言しないが「言論封殺だ」

 日本の核保有をめぐる議論に一時前向きな姿勢を示した自民党の中川昭一政調会長と麻生太郎外相を擁護する動きが党内から出始めている。一部の若手議員は20日、両氏の発言を支持する見解とりまとめに着手した。また、郵政民営化に反対して離党した無所属議員や、民主党議員の間でも「議論さえ許されないなら言論封殺になる」と、発言を擁護する声が漏れている。
 「なぜ自民党の議員が中川氏の発言を支持しないのか」。自民党の若手議員は17日、男系天皇維持を目指す「皇室の伝統を守る国会議員の会」の設立総会で、同席した無所属の中堅議員に迫られた。これを受けて、自民党若手は「自由な議論を封殺すべきではない」として、有志議員とともに、(1)中川氏の立場を容認するアピールの発表(2)執行部への党内議論の場を設けることの申し入れ-などの検討に入った。
 民主党でも鳩山由紀夫幹事長が「議論すること自体が(国際社会に)間違ったメッセージを与える」と指摘したことに対し、「議論を封じ込めようとする方がおかしい」との反論が同党内の保守系議員から出ている。
 ただ、与野党を問わず、こうした議員でさえ「中川氏支持」を公言することには慎重で、「核アレルギー」の根深さをうかがわせている。

<産経新聞>


 中川氏の発言を否定してしまうことの危険は、先ほども書いたように日本の安全保障にとっても、日本の民主主義にとっても危険です。

 核武装というのは世界にとってどこの国でもそうですが、特に日本にとっては非常にコストパフォーマンスの高い安全保障の担保手段です。日本の国家を防衛する際に3つのアプローチがあります。

 ひとつは敵国の軍事的手段を挫くための攻撃力を保有することです。もちろんここで核保有という手段もあるのですが、たいていの場合は敵国の防空網制圧から軍事中枢制圧もしくは政経中枢に打撃を与える程度の軍事力を持つことです。核は今まで米国以外に使用した例がなく、このような目的に使用することはあり得ないでしょう。しかし、通常兵器でこの能力を持つには非常にコストが高くつきます。イラク戦争・湾岸戦争で米国の使用した兵器を見れば多分分かるでしょう。

 次に、敵国の軍事的手段から自国を守りきるという防御力の保有です。現在進行中のミサイル防衛などはいい例で、日本はこの面を中心に防衛力整備を行ってきています。しかし、防御力はその特性上、相手を基準にして整備しなくてはなりません。ということは相手が軍事力を増加させればそれ以上に自国が防衛力を増強させなければならないし、コストの面は言わずもがなです。

 最後ですが、抑止力としての防衛力の担保です。自衛隊の発足自体は「極東に軍事力の空白を作らない程度の軍事力」でした。元々が抑止力であり、現在も抑止力としての意味を大きく持っていると言えます。この抑止力は、基本的に使われることを前提としておらず、相手を自制させるものです。

 私はこの3つ目の抑止力という意味で、核保有は大きく日本の安全保障に貢献すると考えます。今の自衛隊は国際貢献や災害派遣など多様な任務を付与されてきている割に、人員削減や人件費削減など環境としては過酷になってきています。とすればその一端を核兵器に持たせることで問題解決のひとつの手段になるのも考え様ではないでしょうか。


 それから日本の民主主義にとって危険という話ですが、大方の保守の人にとっても核兵器のアレルギーはあるのかもしれません。しかし、だからといって核保有の議論自体を、日本国内から永遠に葬ることが本当に必要なことなのでしょうか。

 日本は過去に起こした戦争に反省するという理由で、安全保障上の制約を数多く課しています。核保有の議論もその一つで、非核三原則以外に核保有を縛るものなどありません。もちろん国際的にはNPTがありますし、日本自体がそれを推進しています。しかし、これは全て拘束力があるものではないし、大多数が信用しているように「国際的な正義」でも何でもありません。北朝鮮のNPT脱退は、国際的な孤立を深めることになりましたが、国際的な信義に反したというレベルの話ではありません。

 それを核の犠牲の者の話に転嫁したり、人情の話に持っていき、話を出すことを否定してしまうのはどう考えても言論弾圧でしょう。私は特に民主党議員に対して「言っていいことと悪いことがある」と言いたいです。

 身もフタもない話ですが、国際協調など他国を信用しあうことに成り立つもので、それが信用できなくなったときに「強盗集団の中に裸で立っている」ことだけは避けなければなりません。核武装の論議を否定する人は、それだけ日本の安全保障に責任を感じていないのでしょう。
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2006年10月22日 政治 トラックバック:- コメント:3

 私も本音を言えば、核武装抵抗が有る方ですが、
その議論すら封殺すると言うのは論外でしょう。

 この言論封殺に参加してる連中は往々にして、『日本は孤立している』とか、『軍国主義』とか言ってますが、こんな言論封殺をしている事こそが日本の信頼を失墜させている気がします。

 そいつらを殴ってでも言い聞かせてやりたいですよ。
 もっとも、殴って、分かるような連中ではないので無理でしょうけど。

2006年10月22日 どらっへ URL 編集

鳩山は本当にクズだな。口から出るのはサヨク的発言ばかり。民主党の言い分は社民党や共産党のそれとなんら変わらないと感じる。

2006年10月23日 worldwalker (・∀・) URL 編集

どらっへさん、
どらっへさんの様な考えの方は結構いるはずですよね。でも、議論することは認められなければなりませんね。

worldwalker (・∀・)さん、
鳩山氏と菅氏はどうしようもないレベルの低さを感じます。

2006年10月24日 さいごう URL 編集












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