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【北朝鮮】国連制裁決議採択

 制裁までこぎ着けるのにここまでかかったという気持ちもありますが、これで北朝鮮には一定の効果を与えることが出来るでしょう。

 ・安保理、対北制裁決議採択へ…貨物検査など一部修正(読売新聞)

 【ニューヨーク=白川義和】国連安全保障理事会は14日午後(日本時間15日未明)、北朝鮮の核実験実施発表に「最も重大な懸念」を表明し、大量破壊兵器関連物資の移転阻止に向けた船舶などの貨物検査や金融制裁を盛り込んだ北朝鮮制裁決議案を採択する。

 北朝鮮に対する安保理の制裁決議は初めて。国際社会が結束して、北朝鮮に核、弾道ミサイルの放棄を義務付け、大量破壊兵器の拡散防止に向けた制裁措置を講じることになった。

 米英仏中露の安保理5常任理事国と日本は14日午前から午後にかけて大使級会合を開き、決議案の最終調整を進め、合意に達した。中国やロシアは決議案にある貨物検査などについて修正を求め、大使級協議で、一部修正を加えた最終決議案に同意した。同日午後、安保理公式会合を開き、決議を採択する。

 ドラサブリエール仏国連大使は大使級会合後、記者団に対し「修正で合意した。午後3時までに採決にかける。ロシアも合意した」と語った。関係筋によると、中国も歩み寄った。ボルトン米国連大使も「技術的修正で合意した。米国は満足している」と述べた。

 決議案は米国が作成し、日本、英、仏、スロバキア、デンマーク、ペルー、ギリシャ、韓国を加えた9か国による共同提案となった。

 決議案は北朝鮮の核実験発表で緊張が高まり、「国際社会の平和と安全への明白な脅威が存在する」と明記。安保理が強制措置の根拠となる国連憲章7章のもとで行動し、経済制裁などを定めた同章41条に基づく措置を講じるとしている。

 そのうえで、北朝鮮が核兵器と核開発計画、その他の大量破壊兵器や弾道ミサイル計画を完全かつ検証可能な形で放棄することを義務化。核拡散防止条約(NPT)復帰も要求している。

 国連加盟国に対しては、核、ミサイル関連の物資、技術や兵器、さらに「ぜいたく品」の北朝鮮への輸出を禁止。北朝鮮からの核、ミサイル関連物資の調達禁止や大量破壊兵器計画にかかわる人物や組織の資産凍結も規定している。

 さらに、各国が北朝鮮に出入りする貨物の検査などを通じ、大量破壊兵器の取引防止に向けた「協調的行動」をとることを義務化し、船舶検査を可能にしている。北朝鮮の核、ミサイル計画にかかわる人物の入国、通過阻止のため、各国が必要な措置を取ることも義務付けられる。

 国連加盟国は決議採択から30日以内に、こうした措置の履行状況を報告。安保理に設置される制裁委員会が履行を点検する。安保理は北朝鮮の行動を継続的に点検し、順守状況に応じて制裁の強化、修正、停止、解除などを検討する。


 ・北制裁決議、全会一致で採択 安保理(iza)

 【ニューヨーク=長戸雅子】国連安全保障理事会は14日午後(日本時間15日未明)、核実験実施を表明した北朝鮮に対する国連憲章7章に基づく制裁決議案を全会一致で採択した。北朝鮮に出入りする船舶の臨検などをめぐり、中国、ロシアが修正を求め、これに先立つ大使級協議で「協調行動を加盟国に要請する」との表現に弱めることで合意した。安保理の制裁決議が北朝鮮の核実験実施表明から1週間も経たずに採択されたことは、北朝鮮に対する国際的な非難の高まりを示すものだ。
 
 日米韓や英仏など9カ国が共同提案した決議案は、北朝鮮の核実験を「国際の平和と安全への明白な脅威」と認定。北朝鮮に出入りする船舶の貨物検査(臨検)、大量破壊兵器関連の資産凍結、大量破壊兵器計画に関連する物資の禁輸などを加盟国に義務づけた。また、北朝鮮の大量破壊兵器開発に関係する人物の入国禁止など日本の提案も取り入れた。
 
 武器禁輸については武器一般を対象としていた原案から、装甲車や戦闘機、軍艦、ミサイルなどと特定し、限定した。さらに北朝鮮が決議を順守した場合、制裁解除の余地を残す文言も残し、中露の要求に配慮した。


 ここで一番のポイントは「「ぜいたく品」の北朝鮮への輸出を禁止」でしょうね。はっきり言って今の北朝鮮は高級幹部の贅沢品と核開発・ミサイル開発に大半が使われていると言ってもいいでしょう。

 もし北朝鮮が軍事行動を起こしたとき、彼らの中で実働できる人員は表向きの人員よりもかなり少ないでしょう。それは各種報道で軍人までが飢えていることを見ても明らかです。(ただし、それが欺瞞であるという可能性も否定できませんが、可能性はかなり低いでしょう。)

 ただ、国際世論としてはこれ以上の制裁行動に否定的であるのも事実です。中ロは現状維持が一番の目標ですし、欧州の国々は核拡散を恐れているだけで、北朝鮮自身が核を保有することにそれほどこだわりは持っていないように見えます。

 あとは米国なのですが、米国は先日のブッシュ大統領・ライス国務長官の発言で、核兵器が他の国に流れることが死活的問題だと述べました。結局北朝鮮の核保有を本気で懸念しているのは日本だけです。

 だから日本は今後とも北朝鮮の核問題はリーダーシップを取っていく必要があります。そのために米国との協調関係も維持し、中国やロシアとも意思疎通を続けていかなければならないでしょう。私は、現時点で懸念すべきは北朝鮮の核で、そのためには将来的に利害が対立すると思われる中国でも友好関係を維持する必要があると考えています。

 まあ、今回の決議はそう言った意味も含めてまあまあの成果だったと思います。
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2006年10月15日 中国・韓国・北朝鮮 トラックバック:- コメント:2

 国連のもたつきを見ると、拒否権のせいで余りにもバランスを欠いた状態になりましたね。
 いい加減、独自に制裁を行う事の方が重要だとも居ますよ。
 幸い、ロシア相手でも原油価格の下落も相まって、彼らが中国に変わろうとも支えきれるものではないのですから。

 日本も本当の意味で『臨検』が出来るように対処すべきでしょう。
 訓練で乗り込んだ先の青いビニールシート外した途端、北朝鮮の特殊部隊に撃たれたとか言う話ですから。

2006年10月16日 どらっへ URL 編集

常任理事国の理不尽な拒否権や国連分担金の不平等な負担割合を考慮すると国連不要という結論にいたります。
この2つを改善できないなら、別の枠組みを模索するべきです。

2006年10月19日 worldwalker (・∀・) URL 編集












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