スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--年--月--日 スポンサー広告 トラックバック:- コメント:-

【国内】日米安保条約を過信する時期ではない

 防衛庁長官の発言はどの程度本気で話しているのか分かりません。ひょっとしたら米国と中国へのメッセージとして話しているのかもしれませんが、理屈としてはあまり賛成できません。

 ・久間防衛庁長官「中国の軍事力に独自で対応できず」(iza)

 久間章生防衛庁長官は27日、産経新聞などとのインタビューで、中国の軍事力に懸念を示すとともに抑止力としての日米安保条約の重要性を強調した。北朝鮮による弾道ミサイル発射を受けて額賀福志郎前防衛庁長官が言及した「敵基地攻撃論」については、否定的な考えを示した。
 久間氏は「中国の軍事力は結構大きい。それに日本が対応できるかというと、どんなに防衛費をかけても単独では対抗できない」と指摘。さらに「この狭い国土で中国とまっとうに戦えるかというと戦えない」「(中国軍が)100発の核ミサイルを持っているということ自体が、日本から見れば不安だ」と述べた。そのうえで「日米安保条約を結んでいることで、中国は米国と全面戦争になることを避けなければならない」と述べた。
 また、敵基地攻撃論については「議論はいいが、日米安保条約が何のために結ばれたかを考えると、今、その能力を備えるという方針を政府が打ち出す時期ではない」と強調。「安保条約に基づく専守防衛という現在の政策は原則として維持する姿勢を日本は持ったほうがいい」と述べた。


 どうも議論を「中国脅威論」へ持っていきたいのか、専守防衛を貫くという方針を伝えたいのか、私にはこの記事だけでは分かりかねます。

 私としては「中国脅威論」はまだしも本当に以前に防衛庁長官を経験したことがある人物なのか発言を疑います。

 そもそも核ミサイル100発が脅威なのではなく、1発あるだけでも脅威だということはみなさん分かると思います。そもそも核ミサイルは数ではなく、持つこと自体に意味があります。米ソが冷戦時代に「地球を何回破壊できる威力を持っているか」を競い合っていたい時期に、英国が「地球を1回破壊できる核兵器を保有している」といった途端に核軍拡から軍縮の可能性が見えたとも言えます。

 戦略核であろうが戦術核であろうが、世界の中で核兵器を軍事的に使用されたのは日本だけです。そういった意味では核保有にこそ意味があると考えてもいいでしょう。たとえば、中国の核ミサイルをすべて日本に撃ち込み、日本全土を焦土にする事に何の意味があるのでしょうか。

 もちろん、これによって日本が核兵器を保有するのが正しいと主張しているわけではありません。日本は日米安保条約を中心に安全保障を考えていくのは非常に重要です。だからこそ、安倍首相は日米安保条約の片務性を問題にし、双務性を持たせるために集団的自衛権を議論していく必要があると訴えているのです。

 今回の久間長官の発言は、そのような安部首相の考えを否定するようなものです。日本が殻を被っている時代は終わりました。これからは新たな安全保障環境を模索していく時代です。こんな旧時代の人が防衛庁のトップについたことに危機感を感じます。
スポンサーサイト




出来れば二つほどクリックをお願いします。→ FC2 Blog Ranking







2006年09月29日 政治 トラックバック:- コメント:2

この議論の意図は「中国の軍事力は大きく、とても日本単独では対抗出来ないので、今まで通り日米安保条約重視で日本は専守防衛に徹するってことで、どうっスか?」という原則確認だと受け取りました。

つまり、中国には「警戒を強めるけどアンタを怒らせる気はないから、軍備増強はしませんよ。今まで通りっスから」と言い、米国には「日本の軍備は増やせないけど送り込んでくれる分にはOKです。もちろんタダじゃないですよ。今まで通りっスから」と言ってるんだと受け取りました(笑)。

安倍さんと同じで、コメントはするけどハッキリ言い切らない(言いたくない)タイプなんでしょうね。まあ、それもアリだとは思いますが、防衛庁長官として大丈夫かなぁ。

2006年09月29日 やや右より?のベル URL 編集

長官自ら「俺の部下は力不足だ」と言われたようで腹が立つばかりか、この男が上に立ったのは間違いだと失望した。前にも長官になっていた割には何も分かってない。石破氏は勉強しているだけに安心だった。士気が下がるから早く退官して欲しい。
最後に核攻撃に対する先制攻撃は有効であり、不可欠です。

2006年09月29日 水兵長 URL 編集












管理者にだけ公開する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。