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意見の対立が鮮明になった米韓首脳会談

 タイトルでは「鮮明になった」と書いていますが、元々対立は分かっていたのを今回の会談で再確認した、と言うのが本当でしょう。

 ・【社説】首脳会談で浮き彫りになった韓米間の溝(朝鮮日報)

 盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と米国のブッシュ大統領は14日、ワシントンで開かれた韓米首脳会談で戦時作戦統制権の韓国軍による単独行使への移行に原則合意し、移行時期については来月開かれる韓米連携安保協議会(SCM)で決定することを決めた。韓米両国が安全保障面で運命をともにする時代は幕を閉じ、韓米連合軍司令部も近いうちにその役割を終える。

 ブッシュ大統領は会談後の会同記者会見で「私と盧大統領はこの問題(戦時作戦統制権の単独行使への移行)を政治問題化すべきではないという点で意見の一致を見た」と語った。

 ブッシュ大統領のこの談話を受け、大統領府の統一外交安保政策室は「ブッシュ大統領の前向きな姿勢がよく表れている」とする分析を発表した。またヨルリン・ウリ党の張永達(チャン・ヨンダル)議員は「戦時作戦統制権の問題は政治的に騒ぎ立てるべき性格のものではないことを米国大統領が再確認させてくれた」とし、禹相虎(ウ・サンホ)スポークスマンは「守旧勢力は、もう策動行為を中断すべき」と語った。

 しかし、純粋な安全保障問題である戦時作戦統制権を「自主」問題にすり替え、米国から独立でも図ることのように政治問題化させたのは、紛れもなく盧武鉉政権のほうだ。また、米国が戦時作戦統制権の委譲を急ぐ方針を固めた背景には、現政権の反米煽動にこれ以上つきあいきれないという意思も働いていた。

 これまで「自主」と「反米」をスローガンにしてきた盧武鉉政権の関係者やその支持勢力は、歴代の国防長官や軍の元幹部、歴代の外交部長・次官、大学教授を始めとする有識者の憂慮を「守旧勢力の策動」と決めつけ、昨日まで悪の権化のように目の敵にしてきた米国大統領の「お言葉」を神のお告げでも聞いたかのように持ち上げている。

 米軍による女子中学生轢死(れきし)事件で2年以上にわたりキャンドル・デモを繰り広げ、米軍基地の平沢移転反対を叫びながら違法行為を繰り返してきた彼らのこの豹変ぶりを、われわれはどう受け止めればよいのか。また、こうした勢力が主導する韓国の未来にどんな希望を見いだせばよいのか。

 一方、ブッシュ大統領は北朝鮮の核開発問題やミサイル問題について「金正日(キム・ジョンイル)は自国民の平和と食糧供給のためにも6カ国協議に復帰すべきだ」と語った。これは、北朝鮮は無条件に6カ国協議に復帰すべきだという内容であり、北朝鮮を6カ国協議に復帰させるためには先に何らかの見返りを用意すべきだという韓国政府の方針に反対するものだ。

 盧武鉉大統領は米国が北朝鮮に対する制裁の方針を強めていることについて「今は6カ国協議の再開にむけた解決策を議論している状況であり、6カ国協議の失敗を前提とした制裁を話し合うのは適切ではない」と語った。

 米国が、韓国を始めとする6カ国協議の参加国はもちろん、国連の全加盟国に対し北朝鮮への制裁の強化を要請している状況にあって、韓国は独自の道を歩むと宣言しているに等しい。そして、その韓国独自の方針を北朝鮮がどう受け止めるは、火を見るより明らかだ。

 今回の首脳会談の主な成果は、北朝鮮の核開発問題とミサイル問題については韓米両国の認識や対処方針が異なることを再確認し、戦時作戦統制権の単独行使への移行に関してはこれを急ぐ米国の要求を韓国が受け入れる方向で合意したという2点だ。

 ニューヨークタイムズが北朝鮮政策に関する韓米両国の立場の違いが東海(日本海)ほど広がったと表現しただけのことはある。20%にも満たない大統領の支持勢力を除く、大多数の大韓民国の国民が心配している状況が現実のものとなってきている。

 韓米両国は韓半島(朝鮮半島)の安全保障に対する脅威については互いに異なる認識に立って、全く異なる意見を発している。一方で、軍事同盟が弱体化していく現在の状況には両国とも異口同音に賛成を表明している。そして盧武鉉政権はそんな現在の状況を自慢げに成果だと評価しているのだ。

 「自主」という大統領の自己満足のために、さらなる重税を負わされ、まともに制御できないミサイルのように予測不可能な北朝鮮の行動や見えすいた脅しにさらされて不安な日々を送っている国民としては、大韓民国の現在と未来を心配せざるを得ない。


 米韓で対立している問題はここにあるように主として二点で、「戦時統制権問題」と「北朝鮮問題」です。

 正確には戦時統制権問題は韓国国内の問題であり、これを政権の目玉にしようとした盧武鉉政権に米国は踊らされたというのが実情でしょう。米国はこの問題で韓国国内の問題に手を出すつもりはなく、どちらにも味方をしたくないのでさっさと返還してしまえばいいと思っているように見えます。

 盧武鉉政権は当初これを大きくクローズアップしていましたが、早期返還には明確なビジョンがなく、ただのアピールに過ぎないと国民に判断されたため、大きな政治問題にしたくないという実情があります。それにブッシュ大統領が多少同情して今回の発言に至っているのですが、記事にもあるように「神のお告げ」かのように発言を重要視しているのには呆れます。

 北朝鮮問題にしても、米国と韓国の立場はあまりにも違います。それを確認する発言だけで「意見の一致」というのはおかしな話ですね。あくまでも「どこに意見の違いがある」と言う部分で意見の一致を見た訳です。

 韓国が米国とも中国とも違う北朝鮮への立場を取るのは別に構いませんが、それによって実害を被るのは韓国だと言うことを盧武鉉大統領はなぜ気付かないのでしょうか。あと任期は少なくなってきましたが、韓国国民にとっては国を破滅に導く大統領に早く辞任してもらいたいでしょうね。
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2006年09月17日 中国・韓国・北朝鮮 トラックバック:- コメント:3

わざわざ嫌われている国へ行って、相手国の大統領から同情で出た言葉を、さも我が意を得たりと成果として自慢げに帰国するのでしょう、自己満足の極み。マスターベーション大統領ですよ。
あと一年半ではなく、まだ一年半近くも居座るのかと考えると、韓国国民同様に頭が痛いですね。
単独でやれるもんならやってみなさい、08年に韓国にイージス艦が配備されても、情報収集能力では遠くアメリカには及ばない。北のテポドン失敗の原因が「折れた(笑)」のも、はっきり解らなくなるでしょう。
次の大統領はどんな面提げてアメリカへ行くんだろう?「あれは無かった事にして、また駐留して下さい」なんて言えないから可哀相だなぁ。

2006年09月17日 水兵長 URL 編集

 アホだな。
 いっそう、国連からも脱退してくれれば、笑ってやるのに。

 アメリカは損害を減らす為にラインを下げたかったから、戦時統制権の返還なんて、渡りに船だし。

 次の米大統領が共和党でも、民主党でも見捨てられる事は確かだな。

2006年09月17日 どらっへ URL 編集

水兵長さん、
本当に次の大統領にとっては頭の痛い問題ですね。本当にどうするんでしょう。ただ、米国も見限ったからこその発言でもあるので、関係構築が出来れば可能性はあるかもしれませんね。

どらっへさん、
共和党でも民主党でも韓国は重要な国ではないでしょう。あえて国名で言うならば、アジアのパートナーは日本か中国でしょうね。

2006年09月19日 さいごう URL 編集












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