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今日は9.11テロから5年、朝日もテロとの対決強調

 今日は9.11から5年です。あのときからテロとの戦いが始まりましたが、一向に終息の気配を見せません。そうした中で「テロとの戦いは間違いだったのか」という疑問は当然出ると思います。

 ・同時テロから5年 知恵と忍耐が試される(朝日新聞社説)

 この夏、世界中の空港で手荷物検査を待つ人々の長い行列ができた。乗客たちは警報ブザーが鳴るのを恐れて、靴を脱ぎ、ベルトをはずし、ペットボトルや化粧水を取り上げられる不自由さに耐えている。

 テロを防ぐには仕方ない。この5年で、人々は格段に忍耐強くなった。

 9・11同時多発テロから5年。それ以前とそれ以後で、世界の様相は大きく変わった。新たな戦争やテロ、国際政治の構図といったものばかりではない。

 旅行者の不便もさることながら、中東からの移民が嫌がらせを受けたり、テロ対策の名のもとに人権を軽んじる捜査や取り調べが横行する。人々の身近なところにもその波は及んでいる。

過剰反応だったのか

  この先にどんな世界が開けていくのか。期待より不安が先に立つのは仕方あるまい。それほどにこの間の移り変わりは激しく、争いに満ちたものだった。

 米ギャラップ社が7月下旬に実施した米国民への世論調査では、76%が「世界はこれまでより危険になった」と答えた。世界の人々の実感とも近いだろう。

 「われわれは過剰反応したのではないか」。この5年を振り返る米メディアや研究者の間で、こんな視点からの論議が交わされている。

 約3千人の命が一気に奪われた。その衝撃のあまりの大きさに、テロの脅威を実像以上に見て、間違った対応をしてしまったのではないかという苦い分析だ。

 最大の誤りは「テロとの戦争」を宣言したブッシュ大統領が、その矛先をイラクにまで向けたことだったろう。フセイン政権を倒したにもかかわらず、イラクでは宗派対立の火が噴き上げ、凄惨(せいさん)なテロの主舞台になってしまった。

 大義を失い、戦いの国際的な戦列に亀裂を生み、何よりも多くの命が犠牲になった。中東の有力国の混迷は、ただでさえ不安定な周辺情勢に計り知れない悪影響を及ぼしている。

 イラクに戦線を広げる必要があったのか。やり過ぎたのではないか。思いつめたようにイラク攻撃に突き進むブッシュ政権を熱狂的に支えた米国民は、重い問いかけに向き合っている。

 いち早く政府が支持を表明した日本や、戦闘部隊を派遣した国々にとっても、ひとごとで済ませられない問題だ。

根本を見直すときだ

  「21世紀を決定づけるイデオロギーの戦いだ。敵は、ファシストや共産主義者のような20世紀の全体主義者の後を継ぐ者たちだ」

 ブッシュ大統領は5周年に向けた演説のなかで、テロとの戦いの意義をこう強調した。国内外でイラク戦争への批判が強まるなかで、その正当性を第2次世界大戦や冷戦になぞらえて支持を訴えたのだろう。

 しかし、「イデオロギーの戦い」に戦線を広げるのは危険だ。アラブ・イスラム社会に根強い反米感情を考えれば、あたかもイスラム全体を敵視するかのように受け取られる恐れがある。暴力を批判する多くの穏健なイスラム教徒たちまで敵に回しかねない。

 世界も米国も、テロとの戦いの根本を見直すときだ。

 9・11の原点に立ち返り、ビンラディン容疑者をはじめとするアルカイダ幹部の追跡と捕捉に全力を傾けるべきだ。テロとの戦いの対象はあくまで犯罪者としてのテロリストであり、宗教やイデオロギーと混同してはならない。

文明の衝突にするな

  かつて「文明間の対話」を呼びかけたイランのハタミ前大統領が、同時テロ5周年と重なる日程で米国を訪れている。ワシントンの大聖堂で講演し、宗教間の融和や対話の重要性を説いた。

 反イラン感情が強い米国だけに、穏健派であっても前大統領の訪米には反対論もあった。イランのウラン濃縮をめぐって対立も深まっている。それでも「文明の衝突」だけにはしたくないという願いが、この訪問実現には込められているのだろう。こうした冷静な対応をこそ大事にすべきだ。

 国連総会は、各国が協調してテロ対策に取り組む初の反テロ戦略決議を全会一致で採択した。テロ容疑者らの情報を交換するための国際的なデータベースの構築や、インターネット上のテロ情報の監視など、具体的な措置を強めるよう各国に求めた。

 テロの定義などをめぐって延々と議論が続いていたが、9・11事件から5年がたって、ようやく決議がまとまったことを歓迎したい。

 テロとの戦いでは、北朝鮮の存在も小さくない。国際的な約束を破って核兵器をひそかに開発し、弾道ミサイルやその技術を中東などに売っている。

 国際テロ組織と結びつくことも脅威だが、北朝鮮の場合は国家そのものが何をするか分からない不安がつきまとう。回り道のようだが、この懸念を共有する周辺諸国や国際社会との結束を強め、暴走を封じていくしかない。

 21世紀をテロと戦争の世紀にしてはならない。そのためには、知恵と忍耐こそが求められている。


 朝日新聞には珍しく米共和党批判に走るのではなく、テロとの戦いに忍耐が必要だと説いています。

 しかし、これを持って朝日新聞の言い分が正しいと言うのは早計で、朝日新聞らしい「理想主義」が全面に出ています。

 今回の社説は、「テロとの戦いをイデオロギーや文化の対立にしてはならない」、「知恵と忍耐が必要」、「国際協調」が大きな柱になっています。

 しかし、よく見れば全てがお題目だけで何の解決策を示していないことが分かります。大体テロとの戦いと言いながらイスラム原理主義とだけ戦いを行い、中国や北朝鮮のような国家自体がテロリストのような国々とは本気で交戦しようとは思わない時点で純粋な「テロとの戦い」ではないのです。

 そこには各国の思惑があり、日本も例外ではありません。小泉首相は「日米同盟があるからこそイラク戦争に賛成し、自衛隊を派遣する」と言ったのです。現実はそれほど単純ではありません。

 また、逆の立場でイスラム原理主義の側から見ると、反米であり反キリスト教であり反欧州文化です。日本はいくら煽ってみても、現時点でイスラム原理主義は中国や韓国の在日外国人の犯罪よりも脅威度が低いのが現実です。

 ただ、だからといって「テロとの戦い」を全く否定するわけではありません。テロという凶悪な犯罪行為で目的を達成しようとする者に希望を与えてはいけません。断固として戦うべきです。しかし、その裏に「国家同士の国益」があり、駆け引きの末に現実があると言うことを朝日新聞はきちんと直視しているのでしょうか。

 今回の社説に総論としては反対ではありませんが、もう少し現実を見た上で社説を書いて欲しいと思います。これでは書生論というか理想論というか、私のようにブログで戯れ言を書いているレベルと変わらない気がします。
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2006年09月11日 朝日新聞 トラックバック:- コメント:3

こんな新聞いつまであるんだろ <´A`>

2006年09月12日 worldwalker  URL 編集

こんな新聞が日本の代表的な新聞の一つだなんて恥ずかしくて言えないよ。
早く落日新聞に変わらないかなぁ。

2006年09月12日 水兵長 URL 編集

worldwalkerさん、水兵長さん、
朝日新聞は現状認識が出来ていない、もしくは甘い新聞ですよね。これからも本当に新聞としての価値がない新聞です(苦笑)

2006年09月16日 さいごう URL 編集












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