スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--年--月--日 スポンサー広告 トラックバック:- コメント:-

毎日の社説なのになぜ?

 毎日新聞の中には玉石混交というか、それなりに現実を見極めることが出来る記者が結構いると思います。ただ、大部分は駄目だからこそどうしようもない新聞と思われているのですが。

 ・社説:視点 小泉時代考 日米中の関係が不等辺三角形になった=論説委員・高畑昭男(毎日新聞社説)

 「日米関係がよいほど中国、韓国、アジア諸国、世界各国との良好な関係を築ける」(05年11月、京都の日米首脳共同会見で)

     ◇   ◇

 小泉純一郎政権の5年間は、東アジアに日本と中国の「二強」が対等な勢いで並び立ち、同一の政治・経済空間を占有しあうという歴史的にもきわめてユニークな時代の始まりにあたっていた。

 「失われた10年」の停滞を克服し、国際社会で新たな存在感を求め始めた日本。他方には、破竹の勢いでひたすら経済、政治、軍事的台頭を続ける中国があった。

 国連改革と安保理常任理事国入り、東シナ海のガス田開発、尖閣諸島、歴史認識、靖国……。個々の論点は別として、どれもこれも21世紀アジアの戦略空間で優位を占めたいという日中の思惑がぶつかったとみることができる。

 首相にそんな歴史観、戦略観があったかどうかは分からない。だが、これらの摩擦や対立は誰が首相であっても早晩起きたことだろう。その責めを日本だけが負うのは不公平だ。中国側にも、経済大国の技術や資本を求めながら、日本を政治小国に封じ込めたままで強引に「米中時代」を開こうとする露骨な狙いが感じられた。

 同じ5年間は日米、日中、米中の関係がそれぞれに見直しを迫られた時代でもある。ソ連の脅威を考えればすんだ冷戦時代は遠く去り、対テロ戦争、中東、北朝鮮問題などをめぐって、米欧関係や米韓関係も微妙に変質し始めた。

 欧州でもアジアでも各国の国益や国家目標が多様化し、方向感覚が見失われがちな中で、小泉首相は日米同盟重視路線に迷わずかじを切った。それが日本外交に大きな一貫性と安定感を与えたのは、重要な判断だったと思う。

 ブッシュ米政権の単独行動主義的外交は対テロ、イラク戦争などで孤立感を深めた。だが、国連などの場で「アメリカを孤立させてはならない」と動いたり、また孤立しないようにさまざまな直言や忠告をしたのも日本だった。

 カーター米大統領とシュミット西独首相や、サッチャー英首相とミッテラン仏大統領(いずれも当時)の個人的関係は険悪で、それぞれの国家関係もギスギスしたものに終わった。この5年間、日米がそうした道をたどらず、米側でも「コイズミを困らせるな」といった声が聞かれたのは、単に両首脳の「ウマがあった」という皮相的なものだけではないだろう。

 日米が共有する民主政治のおおらかさや言論の自由、人権意識は中国にないものだ。同盟の価値を共有する日米と、日中、米中の三角形がどちらかと言えば二等辺になるのは自然だ。一方で、米中関係も変わりつつある。日中のひび割れを経て二等辺三角形が不等辺三角形にゆがんだのは事実だろう。適切な三角形の姿を描く作業は次期首相と中国に委ねられた。

毎日新聞 2006年9月4日 東京朝刊


 この社説について私は違和感なく受け入れることが出来ました。二等辺三角形という表現は麻生氏もしていたと記憶しています。(どちらが先かは分かりません。)

 毎日新聞って本当に面白いですよね。たまにこうした記事を書くからチェックは欠かせないです(笑)ちなみに毎日新聞はプロ市民や過激派の活動を取り上げることが多いので、その手の人に購読者は多いと思うのですが、なぜかこの高畑論説委員への批判はプロ市民に多いです。この人の名前を検索してみると分かります。

 毎日新聞やTBSは本当にどうしようもない新聞だと思いますが、こうした記者が残っていることだけでも、少しだけ希望が残っているような気がします。

 全然記事のことを書いていませんでしたが、今更日米関係と日中関係を同じウェイトで考えることの無意味さを語るまでもないと思います。中国という「言論弾圧」・「全体主義」国家に対して価値観を共有できるものはなく、ただ国益を確保するために国交を維持していけばいいのだと思います。

 それにしても日中関係を最重視する政治家・記者たちは何を思ってそんなことを言うのでしょう。ただ近いからでしょうか。理由が見つかりません。
スポンサーサイト




出来れば二つほどクリックをお願いします。→ FC2 Blog Ranking







2006年09月04日 政治 トラックバック:- コメント:4

もっとこんな記事を書けるジャーナリストが増える事を祈るばかりです。

2006年09月04日 水兵長 URL 編集

本質が媚中派な奴らに建前を言わせると
「お隣の国だから仲良くしよう」
「日本は過去の戦争を償わなければならない」
など、相手の考えや行動を度外視した持論を展開しています。

「喧嘩はダメ。みんな仲良くね」
「お友達とと仲良くしたかったら譲り合おうね」
などと言う、小学生レベルの道徳教育で
外交が解決出来ると思っているのだから、開いた口が塞がりません。

もっとも頭の中がお花畑のヤツばかりではなく
その中には共産系のスパイや反日活動家が紛れており
自虐史観の日本人を巧みに捉えています。

高齢者はネットで情報を得る事はありません。
TVと新聞のみが情報源です。
それだけに全国紙にはプロパガンダのような記事を書いて欲しくありません。

今回の社説はおそらく若い記者が書いたのではないでしょうか?
50代の戦後教育に毒された世代から社説が解放されれば
今後こういう記事を読む機会も増えるでしょう。

2006年09月05日 やや右より?のベル URL 編集

 例え、団塊世代が居なくなっても毎日が立ち直るのが先か、消えるのが先が、難しいところですね。

 思考停止の媚中派には隣に居るから、仲良くできんと言う発想が無いのかね?

2006年09月05日 どらっへ URL 編集

水兵長さん、
私もそう思います。

やや右より?のベル さん、
論説委員ですからそれなりの人だとは思いますが・・・・。
だから毎日は玉石混交なんですよね。

どらっへさん、
毎日は戦前から方向性の定まらない新聞ですから、このまま続くのでしょうね。

2006年09月11日 さいごう URL 編集












管理者にだけ公開する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。