スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--年--月--日 スポンサー広告 トラックバック:- コメント:-

安倍氏、日本版CIA創設か?

 基本的には賛成ですが、なんとなく分かっていないなぁと言うところも見えます。しかも本当に実現可能かどうかも怪しいですし。

 ・日本版CIA、安倍創設へ…民間からも抜擢
「幼稚園並み」情報力強化 (zakzak)


 安倍晋三官房長官(51)が次期首相就任を見据え、首相直轄の「対外情報機関」を創設し政府のインテリジェンス(情報・諜報)機能の強化を検討していることが、24日までに分かった。「日本版CIA」といえるもので、国や国民の安全、国益を確保する外交や安保政策を進めるために、自前の情報機関を持つべきとの問題意識があるようだ。

 「2年前にイラクで日本人人質事件が発生した際、政府にはテロリストの動向や潜伏状況について、まったく情報がなかった。先進諸国でこんな国は考えられない」。政府関係者はこう語る。

 現在、日本政府には、警察庁や公安調査庁、内閣情報調査室などの情報部門があるが、国内の治安情報の収集・分析に重点が置かれ、対外情報の収集は諸外国に比べ人員、権限とも極めて脆弱で「戦後日本がもっとも軽視してきた分野。欧米の情報機関と比べると幼稚園並み」(自民党幹部)という。

 検討されているのは、「対外情報機関」を内閣官房に置き、国内外で国際テロ情報、外国の政治、軍事情報の収集活動にあてる。米中央情報局(CIA)や英対外情報部(MI6)など各国の情報機関とも、情報交換をはじめ連携する態勢を構築。要員は警察、防衛両庁や内閣情報調査室、外務省、民間からも優秀な人材を登用する。

 安倍氏は自民党幹事長時代の平成16年、雑誌「正論」7月号で「国家戦略としての情報活動の重要性にいま一度目を向け、その機能を向上させなければならない」との考えを示している。

 今年3月には、「内閣情報官」に警察庁の三谷秀史外事情報部長(当時)を抜擢し、「安全保障や有効な外交を展開するためには情報収集能力が極めて重要だ」と強調した。

 自民党も6月、「国家の情報機能強化に関する検討チーム」(座長・町村信孝前外相)が「対外情報機関」「内閣情報委員会」の創設などを提言しており、安倍政権が誕生すれば、これをたたき台に年内にも政府のインテリジェンス機能強化に着手するとみられる。

 前出の政府関係者はいう。

 「北朝鮮の弾道ミサイル『テポドン2』についても、90%は衛星情報や公開情報などで対応できる。重要なのは『金正日総書記は何を考え、裏に何があるのか』という残り10%。これはヒューミント(人間による情報収集)で取るしかない。主権国家として、自分の国は自分で守るという意識を持てば、インテリジェンス機能の強化は当然のことだ」

 
 対外情報を収集する機関はやはり必要です。大局的な目で見た場合、情報があると無いとでは政策に大きな差が出ます。まずは相手の力をきちんと見極め、相手の出方を事前に窺った後に自分たちの出方を決めるのが当然の方法です。この辺りの考え方は別に否定しません。

 しかし、情報収集にはセットで考えるべきの「スパイ防止法」が完全に抜けているのです。情報収集が「攻」であれば、スパイ防止法は「守」です。世界各国には「攻」と「守」の機関が必ずと言っていいほどあります。米国はCIA(攻)とFBI(守)、英国はMI6(攻)とMI5(守)、ドイツは連邦情報局(攻)と連邦憲法擁護庁(守)などです。現状の日本はかろうじて外務省、警察庁、公安調査庁、防衛庁などの一部で情報収集を行い、守備的な情報を守る部門は警察庁と公安調査庁がかろうじて行っているようなものです。

 こうした体制の整備と、情報を守るための法整備は欠かせません。それを支持者対策のためかもしれませんが、守備的な政策に触れもしません。これでは知識が全くないのでは?と勘ぐってしまいます。ただ単に外交を行う上で情報が足りなかっただけでこんなことを考えたのではないでしょうか。

 結局自分たち政治家中心の考え方は脱却できていません。国益とは何かを考え、それに向かって組織を変えていける政治家こそ今求められていると思うのですが、それをこの人に求めるのは酷な話でしょうか。
スポンサーサイト




出来れば二つほどクリックをお願いします。→ FC2 Blog Ranking







2006年08月24日 政治 トラックバック:- コメント:4

内調は情報機関なのになあ(@_@;)

2006年08月25日 worldwalker (・∀・) URL 編集

worldwalker (・∀・)さん、
世界各国の情報機関と比べても予算や人員の面でかなり少ないですよ。

2006年08月26日 さいごう URL 編集

普通は攻めより守りが先ですが
『スパイ防止法』と言うだけで
軍靴の足音が聞こえる等と騒ぎ出す輩が多いので
あえて議論を呼び起こそうとしたんじゃないですかね。

日本版CIAの実現は難しいと思いますが
野放し状態のスパイ防止法案が少しでも実現するなら
こういうアプローチもアリだと思います。

ただ、野党へいらぬ材料を提供した感じもします。
成立すれば「政府の介入だ」と言い
成立しなければ「公約違反だ」と言うでしょう。
バカは相手にしないと決めているなら良いですがね。

2006年08月29日 やや右より?のベル URL 編集

やや右より?のベル さん、
うーん、でも情報機関は今後絶対に必要になると思いますよ。と言うかすでに無いだけで不利益を蒙っています。

2006年09月02日 さいごう URL 編集












管理者にだけ公開する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。