教科書問題に関してロシア・中国・韓国が抗議
・ロシアも教科書検定を批判 北方4島について(共同通信)
【モスクワ30日共同】ロシア外務省は30日、文部科学省による2007年度高校教科書の検定結果について「南クリール諸島(北方領土)があたかも日本領であるかのような考え方が復活した」と指摘、このような態度は「戦後秩序の基礎を崩す」と批判する談話を発表した。
談話は北方4島について「第2次世界大戦の結果に基づくロシアの不可分の領土」と強調。日本による北方領土の返還要求は「第2次大戦の結果の見直しの呼び掛けとしか受け取れない」と強い不快感を表明している。
談話は、どの教科書の検定についての指摘か具体的には触れていない。
・尖閣は「中国の領土」=強い非難控える-教科書検定(時事通信)
【北京30日時事】中国外務省の秦剛副報道局長は30日の記者会見で、日本の高校教科書検定で尖閣諸島(中国名・釣魚島)を「日本の領土」とした点に関し、「釣魚島は古くから中国固有の領土であり、争う余地のない法的根拠がある。日本側が中国のこの厳正な立場を直視するよう希望する」と語った。
秦副局長は、日本政府への抗議については言及を避け、「中国はこの問題を妥当な方式で適切に解決するよう主張している」と述べるにとどめた。31日に予定される胡錦濤国家主席と橋本龍太郎元首相ら日中友好7団体会長との会談を前に、強硬な対日非難を控えたとみられる。
・日本の教科書検定に韓国政府が抗議 竹島記述で撤回要求(産経新聞)
【ソウル=久保田るり子】竹島(韓国名・独島)を日本の領土と明確に記述するよう求めた文部科学省の2007年度高校教科書検定結果に対し、韓国外交通商省は30日、撤回を要求する声明を発表した。
潘基文外交通商相は同日、聯合ニュースに対し、「韓国政府として、強く遺憾の意を表明し、こうしたことが起きないように求める。独島に関する政府の立場は明らかだ」と強調するとともに、30日、大島正太郎駐韓大使を呼び、抗議する意向を示した。
まあ、予想どおりの反応ですね。領土に関する記述があればもう一方の当事国が黙っていないのは当然でしょう。
私は領土問題に関して全て日本の領土だと思っていますし、国際的な場でお互いの意見を主張すれば日本の意見に正当性があると思っています。また、このような考えは日本人であれば当然持っている考えであると思いますので、それほど奇抜なものだとは思っていません。
逆に考えれば中国やロシアは自分たちの理屈に正当性がなくても領土に関して譲ることが出来ないと思うのは当然の反応だと思います。ただ、相手の教科書に関する問題である以上、あまり大がかりに抗議すると内政干渉になるため「抗議の声明」だけに留まっているのでしょう。(中国は今まで教科書に関する強い抗議は何度もしているが、今回は日中関係を改善したいという配慮があったのだと思います。)
このように考えると韓国の執拗さが目立ってきます。彼らが同じことをされたらどのように感じるか考えたことがあるのでしょうか。彼らにはまともな国家関係(人間関係も)を構築しようとする意思と能力を備えているのでしょうか。私にはそうは思えません。日本が憎いから、日本だけこのような態度を取っているのではないと思います。
隣国が韓国だったことを後悔することは何度もありますが、今回は失望というより諦観の境地に至った気分です。
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なんとかならんのか、助けてドラえもん。
http://pcweb.mycom.co.jp/special/2001/china_legend/images/11.jpg
2006年04月01日 陽光燦爛的日子 a diary of worl URL 編集
これはいいですね。でも子供用に見えて中身は結構高機能そうですね。